Another Side Of Takuro 25
『Another Side Of Takuro 25』(アナザーサイド・オブ・タクロウ・トゥエンティファイブ)は、吉田拓郎のベスト・アルバム。2024年6月12日にフォーライフミュージックエンタテイメントから発売された。 背景本作は、拓郎をはじめ、井上陽水、泉谷しげる、小室等の4人によって設立したレコード会社『フォーライフ・レコード』の創立50周年を記念した作品で、フォーライフから発売した作品で拓郎が関わったものとしては、1998年に発表した『Hawaiian Rhapsody』以来、26年ぶりとなった[3]。 アルバム発売の経緯として、フォーライフの関係者が「何かやりましょう」と相談したところ、拓郎が「ベストをやりましょう」と発案し、企画とタイトルをすべて自身が手がけることになり、2023年の杪夏ごろから2〜3か月かけて選曲し、2024年の頭ごろにライナーノーツを書き始めたという[3]。また、拓郎自身による選曲のベスト・アルバムとしては、2018年にavex traxから発売された『From T』以来である[4][注釈 1]。 構成フォーライフ・レコードから発表した作品をはじめ、拓郎が過去に所属していたエレックレコードとCBS・ソニーの合計3社による音源が収録されており、ボーナス・トラックとして、1993年に加藤和彦とデュエットした「純情」が収録している[6]。なお、「純情」と、1999年に発売されたシングル「気持ちだよ」の2曲は、拓郎のアルバム作品としては初収録となった。 ディスクジャケットディスクジャケットは、7インチサイズの豪華ボックス仕様となっており、写真家の田村仁による作品を元に、LPを彷彿とさせるようなグラフィック処理が施されている[6]。 プロモーション本作の発売を記念したイベントが、2024年6月16日に『ハイレゾで吉田拓郎を聴こう!@ペニーレイン』を東京都で[7]、7月21日に『吉田拓郎「Another Side Of Takuro 25」最新Digitalリマスター試聴会』を北海道で[8]、それぞれ開催された。 収録曲
脚注注釈出典
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