香椎駅
香椎駅(かしいえき)は、福岡県福岡市東区香椎駅前一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。 概要JR線における福岡市東区の中心となる駅で、普通・快速列車のほかに一部の特急列車が停車している。鹿児島本線と香椎線の2路線が乗り入れており、このうち鹿児島本線を当駅の所属線としている[4]。このほか、日本貨物鉄道(JR貨物)の第一種鉄道事業区間である鹿児島本線貨物支線(博多臨港線)の登記上の起点でもあるが、実際に分岐するのは千早操車場である。 鹿児島本線にはJA04、香椎線にはJD06の駅番号が設定されている。 停車駅の多いタイプの「ソニック」を中心に、小倉駅方面の8時台まで、博多駅行きの20時台以降の特急列車はすべて停車する。逆に小倉駅方面への18時台以降の列車と、博多駅行きの8時台までの列車はすべて通過となる。なお鹿児島本線内で完結する特急「きらめき」は、近隣の赤間駅に全列車が、福間駅にも大半(小倉方面は全列車)が停車することもあり、当駅には福間駅を通過する、夜間の博多駅行き1本しか停車しない。 歴史
駅名の由来開業時の地名(糟屋郡香椎村)が由来。「香椎」は日本古代からの歴史ある地名である。 →詳細は「香椎 § 歴史」を参照
駅構造初代の駅舎は古賀駅の駅舎として移築され、その後八代駅駅舎を移築した駅舎が用いられた。 1996年(平成8年)3月に4階建ての駅舎となり[13][14]、その際にフレスタ香椎(店舗面積約3,830m2[20]、延べ床面積約6,586m2[20])が入居した。 その後、2014年(平成26年)10月14日にJR九州の中小型駅ビルの名称変更に伴い[21]、えきマチ1丁目香椎となった。 相対式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、計3面5線のホームを有する地上駅。ホーム間は跨線橋で結ばれ、全てのホームにエレベーター・エスカレーターが設置されている[22]。上り線小倉方面行きのみ通過線が整備され、当駅を通過する列車はここを通る。また停車する上り小倉方面行き列車は、停車直前と発車後にポイントを通過することから、速度制限(45km/h)がかかる。 改札口は全部で3カ所あり、1番のりばに直接つながるものと、跨線橋からえきマチ1丁目につながる「えきマチ1丁目2階改札口」、そして跨線橋の反対側にある「九州高校口」からなっている[22]。また、1番のりばにつながる改札口の脇にみどりの窓口が設置されている[22]。 JRの特定都区市内制度における「福岡市内」の駅である[23]。 自動改札機が設置されている。 のりば
利用状況2022年度の1日平均乗車人員は12,412人であり、JR九州の駅としては第10位である[* 1]。
駅周辺福岡市東の副都心と位置付けられ、駅周辺は小さな繁華街になっている。
バス路線駅前広場完成に伴い、2019年3月16日より[要出典]下原始発着の路線バスが乗り入れを開始された。 隣の駅
脚注本文中の出典
利用状況の出典
関連項目外部リンク
|