須坂市動物園
須坂市動物園(すざかしどうぶつえん)は、長野県須坂市臥竜公園内にある市立動物園である。園内に複合遊具を併設する。 概要
特徴1962年(昭和37年)10月1日開園。市民憩いの公園である臥竜公園内に立地する。臥竜山の西から南麓を経て東麓を巡るように動物のケージが配置されており、ニホンジカなどは臥竜山の斜面を利用して飼育展示されている。哺乳類、鳥類を展示する動物園のほか、主に淡水魚類を展示する水族館が南園に併設されている。また、南園には幼児用の遊戯施設も併設されており、竜ヶ池側の正面口には、D51形蒸気機関車401号機が展示されている。小さな動物園であるが、動物との距離が極めて近いことや手書きの案内板を設置していることなど、温かい雰囲気が特徴である。 ライブカメラサイト「みんなのデジタルアニマルパーク」では、アカカンガルーほか数種類の動物の24時間ライブ映像等が見られる。 夜の動物園探検隊、メリー・クリスマZOO、動物園でHappy New Year、動物園写真展、動物園フォーラムなど、年間を通じて様々なイベントが開催されている。 以前は、入園者の減少が続き、縮小・廃園論もあったが、動物園職員の意識改革や積極的なパブリシティ戦略により、アカカンガルーの「ハッチ」が『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ)ほかの多くのテレビ番組等で取り上げられ、全国的に知られるようになった。年間入園者数は、2006年度に237,663人の過去最高(2003年度の63,562人に比較して約3.7倍)となり、2008年度まで3年連続して20万人を達成した。 2007年8月、須高ケーブルテレビなどにより、YouTubeでの映像配信も開始された。[4]。 2007年10月、長野県デザイン振興協会、信州ブランドフォーラム実行委員会が主催の「信州ブランドアワード」2007特別賞を受賞した。 2008年9月、須坂市と須高ケーブルテレビ、アットネットホームの3社は、パソコン・携帯向けサイトとして、須坂市動物園の動物の様子をライブカメラで24時間リアルタイムに配信するサイト「動物なにしてる?須坂市動物園てれび」(現・「みんなのデジタルアニマルパーク」)を開設した。 2012年8月、フンボルトペンギンが3回の脱走して、後に「トット」と名付けられた[5]。 2016年、ハッチの妻クララ死亡。 施設・主な動物動物園
など 水族館
交通機関須坂駅からバスを利用する場合は南北線(明徳団地方面)・仙仁線・米子線のすざか市民バスに乗車し「臥竜公園」または「臥竜公園入口」で下車。徒歩約10分。 ※日曜・祝日の運行は「仙仁線」のみとなる。
脚注
外部リンク |