田中史朗
田中 史朗(たなか ふみあき、1985年〈昭和60年〉1月3日 - )は、ジャパンラグビーリーグワンのNECグリーンロケッツ東葛に所属しているラグビーユニオン選手。2011・15・19年ワールドカップ日本代表。日本人で初めてスーパーラグビーと契約し、ハイランダーズで4シーズンプレーした[1]。 プロフィール
略歴伏見工業高校1年の時に全国高校ラグビーで優勝を経験する。京都産業大学(京産大)を経て、2007年に三洋電機ワイルドナイツ(現埼玉パナソニックワイルドナイツ)に加入する。2006年度の大学選手権において、9年ぶりに京産大が同大会の準決勝へと進出したが、その立役者の一人となった。 三洋電機では、加入1年目よりレギュラーポジションの座を獲得した。2007年度シーズンにおける、ジャパンラグビートップリーグのレギュラーシーズン13戦全勝に貢献し、同リーグの同年度新人賞を獲得し、さらに同年にトップリーグベスト15を受賞した。また日本選手権では、三洋電機の連覇(2007、2008の各年度)に貢献した。 2008年、日本代表に選出され、同年5月3日に行われたHSBCアジア5カ国対抗における対アラビアンガルフ代表戦が初のキャップ試合となった。 2011年、ラグビーワールドカップ2011の日本代表に選出された。[5] なおワールドカップでは3試合に出場した。 2012年10月27日、南半球3カ国のプロチームが競う世界最高峰の「スーパーラグビー」に所属するハイランダーズへの入団が発表された。これは日本人として初の快挙である。なお、パナソニックでの活動は継続している。 2014年、125周年を迎えたバーバリアンズのメンバーに選ばれ出場した。日本人としてバーバリアンズに選ばれるのは3人目である。[6] 2015年、ハイランダーズがプレーオフ決勝でハリケーンズを破り、優勝したことで日本人選手として初めてスーパーラグビーの栄冠を得た。また同年8月にはラグビーワールドカップ2015の日本代表に選ばれる。[7] 2019年、キヤノンイーグルスに加入[8]。また同年8月、ラグビーワールドカップ2019の日本代表に選出された[9]。 2021年8月30日、キヤノンイーグルスの退団が発表された[10][11]。9月9日、NECグリーンロケッツ東葛に所属することが発表された[12][13]。 2024年4月24日、JAPAN RUGBY LEAGUE ONE2023-24シーズン終了後に現役引退する事を発表した。[14] 経歴
獲得タイトル伏見工業高校時代 パナソニック時代 ハイランダーズ時代
テレビ出演
関連項目
脚注
外部リンク
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