城山トンネル(しろやまトンネル)は、富山県下新川郡朝日町を通る、国道8号のトンネル。城山の直下を貫いている。
高波のリスクがある海岸地帯や北陸本線(現・あいの風とやま鉄道線)の踏切を避けるために建設された。
トンネルの老朽化などから、2024年3月15日に国土交通省が同トンネルを含めた3.6kmの区間の南側にバイパス道路を新設すると発表した[1]。
概要
- 起点:富山県下新川郡朝日町宮崎
- 終点:富山県下新川郡朝日町元屋敷
- 延長:1,310m
- 幅員:6.5m
- 高さ:6.1m
- 巻厚:50.65cm[2]
- 掘削方法:底設導坑先進 上部半断面[2]
- 照明:蛍光灯水銀灯[2]
同トンネル建設時は地下水が大量に出る等地盤が悪いことから、特別製の鉄製支保工を利用、上部導坑の先進、上部半断面掘削法を取るなど工夫が凝らされた。
歴史
脚注
- ^ 『北日本新聞』2024年3月16日付朝刊5面『国道8号バイパス新設 朝日3.6キロ区間 防災対策で調査』より。
- ^ a b c 『富山工事事務所六十年史』(1996年2月、建設省北陸地方建設局富山工事事務所編集・発行)481頁
- ^ a b 『富山工事事務所六十年史』(1996年2月、建設省北陸地方建設局富山工事事務所編集・発行)485頁
参考文献
- 北日本新聞
- 1964年2月16日付朝刊12面『国道八号線 城山トンネル貫通 長さ、全国で四番目 二月早く、今年中にも完成』
- 1965年11月25日付夕刊1面『盛大に開通式 朝日町城山、横尾両トンネル 県内の新国道8号線 これで全通』
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主要構造物 | |
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自然要衝 | |
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旧道 | |
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関連項目 | |
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