名古屋グランプリ
名古屋グランプリ(なごやグランプリ)は、愛知県競馬組合が名古屋競馬場ダート2100mで施行する地方競馬の重賞競走(ダートグレード競走)である。格付けはJpnII。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は農林水産大臣賞典 名古屋グランプリと表記される。 概要2001年にダートグレード競走として創設。同年に中央・地方全国交流競走から外された東海菊花賞を継承している。コース・距離は第1回から第21回まで変わらず、名古屋競馬場ダート2500mであったが、2022年からは名古屋競馬場の移転に伴いダート2100mに変更された。 ダート2100mの施行距離は、現在行われているダートグレード競走ではダイオライト記念(ダート2400m)に次ぎ、川崎記念、エンプレス杯、白山大賞典と並び2番目に長い。第21回までの施行距離であったダート2500mは、第1回が開催された2001年から第21回が開催された2021年まで一貫してダートグレード競走としては最長の距離であった。 中央勢が圧倒的有利なレースであり、地方勢は第1回のミツアキサイレンス(笠松)以来優勝がない。連対も2006年第6回のレッドストーン(愛知)まで、3着も2007年第7回のチャンストウライ(兵庫)までと苦戦を強いられていたが、2016年第16回でカツゲキキトキト(愛知)が久々に健闘した。 2024年より古馬中距離路線のローテーション整備の一環で、時期を5月上旬に変更し、出走条件が4歳以上に変更されることになった[2]。その一方で、名古屋大賞典が12月開催に移動し、かつ3歳以上のハンデキャップ競走となるため、実質的に本競走と開催時期・出走条件が入れ替わる形となる。 条件・賞金(2024年)
歴史
歴代優勝馬第1回から第21回までは名古屋競馬場(旧)ダート2500m、第22回は名古屋競馬場ダート2100mで施行。
※ Rはコースレコードを示す。2022年度のタイムは、基準タイム扱い。 出典
各回競走結果の出典
関連項目
外部リンク
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