古門戸町
古門戸町(こもんどまち)は、福岡県福岡市博多区の地名。現行の行政地名は 古門戸町(住居表示実施済)[3][4]。面積は5.09ヘクタール[注釈 1][5]。2023年3月末現在の人口は1,105人[1]。郵便番号は812-0029[2]。 地理福岡市の都心とされる中央区天神の北東約0.8キロメートル、博多区の北東部に位置する。北東で 都市計画古門戸町を含む地区の都市計画における位置づけについては、2012年(平成24年)12月21日に策定された『第9次福岡市基本計画』[6][注釈 2]の「都市空間構想図」において、「都心部」[注釈 3]に含まれている。都心部のなかでも特に天神・渡辺通地区、博多駅周辺地区、ウォーターフロント地区(博多ふ頭及び中央ふ頭)の3地区が都心部の核とされており、古門戸町を含む地区はその3地区に囲まれている。「福岡市都市計画マスタープラン」[8]において定められた方針については次のとおりである。交通ネットワークとして都市の骨格となる昭和通りの沿道は、商業、業務、サービス施設や中高層住宅などが連続した「都市軸」に位置付けられている。市街地のエリアとしては、住宅を中心に歴史、伝統、文化が息づき、都心機能を支援する業務施設、商業施設が共存する「複合市街地ゾーン」に位置付けられ、職住が調和した複合市街地づくりと良好な街並みの形成、歴史的景観を保全、創造するための歴史的街並みづくりなどがまちづくりの視点とされている。用途地域は町内の全域が商業地域に指定されている[9]。 語源地名の「古門戸」は、寺院や草庵が多く、それらの古い門があったことからという[3]。 歴史
町域の変遷現在の地名は、江戸時代から現在に至る町名であるが、1945年(昭和20年)の空襲で全町が焼失し、1966年(昭和41年)に一部が下川端町となり、同年妙楽寺新町、妙楽寺町並びに行町、上対馬小路、中対馬小路、下対馬小路、浜小路、倉所町、西方寺前町の各一部が編入された[3]。 行事博多において櫛田神社の奉納神事として毎年7月1日から15日にかけて行われる 人口古門戸町について、それぞれ人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[1]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。
主な施設公共・公益施設
教育施設町内に公立の小・中学校は存在しないが、校区については、小学校区、中学校区についてそれぞれ次の学校の校区に属する[10]。 名所・旧跡
交通道路主な幹線道路は次の通り。 都市高速道路都市高速道路としては福岡高速環状線が町域の北西側及び北東側に通っており、町外ではあるが、最寄りの出入り口としては次のものがある。
市道福岡市が管理する市道の主要なものは次のとおり。
幹線道路以外の市道町内の市道には、歴史的な由来や地域の特性などに基づいた愛称付きの区画道路がある[12]。 鉄道町内に鉄道は通っていないが、最寄りの鉄道駅は福岡市交通局が運営する福岡市地下鉄空港線の次の駅で、近くにあり利便性が高い。
バスバスについては、西日本鉄道株式会社が運営する西鉄バスが運行しており、次の停留所がある。
脚注注釈
出典
関連項目
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