愛宕 (福岡市)
愛宕(あたご)は、福岡県福岡市西区にある地名。現行の行政地名は、愛宕一丁目から四丁目まで[1][2]。面積は64.78ヘクタール[3]。2022年9月末現在の人口は6,786人[4]。郵便番号は819-0015。 地理福岡市の「都心部」[注釈 1]とされる中央区天神等の西方約6キロメートル、西区の北東部、室見川河口の左岸に位置する。北でマリナ通りを挟んで豊浜と、東で室見川を介して百道及び室見と、南で鳥飼姪の浜線を挟んで愛宕南と、西で姪浜と隣接する。町域内は主に住宅地として土地利用がなされている。また、町内には鷲尾愛宕神社がある。 河川町域に流れる河川は次の通り。すべて室見川水系の二級河川である。
都市計画都市計画に関しては、「福岡市都市計画マスタープラン」[8]において定められた方針については次のとおりである。交通ネットワークとして都市の骨格となる明治通りの沿道や幹線道路であるマリナ通り及び愛宕通りの沿道は、商業、業務、サービス施設や中高層住宅などが連続した「都市軸」や「沿道軸」に位置付けられている。室見川の河川沿いが散策・憩いの場となるとともに、緑と広がりのある景観が連続したゆとりと潤いのある水辺空間として「河川緑地軸」に位置付けられている。土地利用については、戸建住宅などの低層住宅が大部分を占めるが、一部中層住宅などが立地する「低中層住宅ゾーン」と位置付けられており、良好な住環境の保全・形成、緑化の推進、低層住宅と中層住宅の調和などがまちづくりの視点とされている。また、利便性が高い地域の拠点となる「地域拠点」に位置づけられる「姪浜地区」とも近い[注釈 2]。用途地域は次のとおりである。町内を横断する明治通りの道路境界線から南側概ね30メートルの範囲は商業地域、マリナ通り及び愛宕通りの道路境界線から概ね50メートルの範囲は第二種住居地域、これら以外の範囲は第一種住居地域に指定されている[9]。特別緑地保全地区は、愛宕山の緑地等が「愛宕山特別緑地保全地区」[注釈 3]に指定されている。建築協定は、愛宕三丁目の一部の区域において、「愛宕三丁目二区建築協定」[注釈 4]が定められ、住宅地としての環境を高度に維持促進することについて協定が締結されており、通常の用途地域の規制に加えて、さらに建築物の高さ、用途等に関する制限が加えられている[11]。 歴史
町域の変遷
人口愛宕一丁目から愛宕四丁目までを合わせた人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[4]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。
施設公共・公益施設
教育施設
商業施設名所・旧跡
交通道路主な幹線道路は次の通り。 都市高速道路都市高速道路としては、町内の東側に福岡高速道路の福岡高速環状線が通っており、次の出入口がある。
市道福岡市が管理する市道の主要なものは次のとおりである。
鉄道鉄道については、福岡市交通局が運営する地下鉄の福岡市地下鉄空港線が町内を通っているが、駅は町外にあり、最寄りの駅としては次の駅がある。
バスバスについては、西日本鉄道株式会社が運営するバスが運行しており、次の停留所がある。
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク |