今治駅
今治駅(いまばりえき)は、愛媛県今治市北宝来町一丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である[1]。駅番号はY40。 今治市の代表駅で[1]、全旅客列車が停車する。市の中心部に立地している他、島しょ部や市内各地を結ぶ路線バスや高速バスなどが発着するバス乗り場が立地している。 歴史
駅構造単式・島式ホーム複合型2面3線で、2・3番ホームが島式[1]。駅前後の踏切渋滞解消のため高架化されている(高架駅)。オレンジカードが使える自動券売機が設置されている。 のりば
2002年1月時点では高松発当駅止まりの気動車の普通列車が運行されており、この列車は翌朝5時に当駅始発の松山方面内子線経由伊予大洲・八幡浜行きの列車として運行されていた。[8] 入線メロディー駅施設駅弁地場業者の「二葉」が調製し販売。四国で地場業者が調製と販売を行っている駅弁があるのは当駅と高知駅のみである。主な駅弁は下記の通り[9]。
利用状況2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は1,714人である[11]。 これは愛媛県のJRの駅では松山駅に次いで2番目、JR四国では8番目に多い。また、多くの高校が駅周辺に立地しているため学生の利用が特に多い。 近年の1日平均乗車人員は以下の通り[12]。
駅周辺駅西側は今治駅周辺の高架化に合わせて再開発事業が行われ、市立図書館や公園の建設、道路の整備などが行われた。小中学校や高等学校、専門学校などの教育機関や学習塾、医療機関などが複数立地している。交通の便や学校・病院などが整った環境のため、アパートやマンションなども多く立地している。 駅東側は市役所や県地方局などの官公庁が立地する他、銀行や保険会社などのオフィスビル、ビジネスホテルなどが立地している。 西側
東側再開発愛媛県が事業主体となり、今治駅周辺(今治市蔵敷町2丁目 - 石井町1丁目まで2,611m)の鉄道高架事業が1983年度から1994年度にかけて行われた。鉄道高架に合わせて、今治駅西側の土地区画整理事業が行われた[13]。 駅西地区は戦後、市街化の進んできた地区であったが道路や公園等の整備が立ち遅れ、住宅の密集化と住環境の悪化、土地利用の低迷などの問題を抱えていた[14]。またそれに加えて、自動車交通の増大等に伴い、市街地は鉄道より内陸部に拡大し、東西市街地が分断される事態となっていた[14]。駅西地区土地区画整理事業によって、今治駅付近の連続立体交差事業の事業化に伴ってその投資効果を相対的に高めると共に従来から課題となっていた駅前広場や道路その他公共施設の整備を行って市の中心部にふさわしい住環境形成と土地利用の増進を図る事を目的としていた[14]。土地区画整理事業は1987年より開始し2005年に終了した。総事業費は188億円。 土地区画整理事業によって道路や公園などの整備が行われ、今治市立図書館(現:今治市立中央図書館)の新築移転などが行われた。駅西地区には多くのアパートや賃貸・分譲マンションなどが立地している。 バス路線駅前東側より各方面行きバスが発着する。
その他隣の駅※当駅に停車する特急「しおかぜ」「いしづち」「モーニングEXP松山」の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。 脚注
関連項目外部リンク
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