井上マー
井上 マー (いのうえマー、本名:井上 雅史〈いのうえ まさし〉、1976年2月8日[1] - )は、日本のお笑い芸人。吉本興業所属[1]。栃木県宇都宮市出身[1]。実況やスタジアムDJなど、サッカー関連でも活動。 略歴実家は日本酒「澤姫」などの製造販売を行っている井上清吉商店で、三代目社長・杜氏の井上裕史は実兄。 栃木県立宇都宮東高等学校から明治大学商学部へ進学。大学在学中に渋谷公園通り劇場でデビュー[1]。当時はコンビで活動していたが、解散。芸名を「井上マー」に変え、ピン芸人として活動。 2005年にR-1ぐらんぷりで準優勝[1]、笑いの金メダルで優勝、クイズ!ヘキサゴンのピン芸人大会で優勝、2008年度の爆笑オンエアバトルチャンピオン大会でセミファイナルに進出した。 2008年4月より、新ネタ、オリジナルソング、ゲストトークなどを展開するライブ「月例報告会」を劇場バイタスにて月1回公演。 2009年4月に尾崎豊バンド「井上マーBAND」を結成しボーカルを務める。8月にはSUMMER SONIC 09に出演した。 2016年2月7日に単独ライブ「井上マー芸能生活20周年記念大単独公演『自作自演ショー』」を開催[2]。 サッカー関連栃木SCのサポーターであり、スタジアム観戦もしている[3][4]。2012年には栃木SCのイベント司会をし[5]、日光アイスバックスや南葛SCのスタジアムDJを務める[6]。 2014年4月より、ロック総統らとグループ「錦糸町フットボール義勇軍」を結成し、「ライト曹長」の肩書きでポッドキャスト番組の配信を開始[6]。同グループで書籍『KFG蹴球文化論 (壱) 革命蜂起編 / (弐) 革命奮起編』(impression)を刊行し、第4回サッカー本大賞優秀作品に選出される[7][8]。 2018年より、スポーツデータマーケティングを手がける「Lifepicture」代表の佐藤祐一(ノーミルク佐藤)とともにサッカー関連のYouTubeチャンネル「ミルアカ」(ミルクサッカーアカデミー)を開始。また同年からDAZNでJ3リーグの実況を担当している。 2019年3月21日に放送された『アメトーーク!』の本田圭佑をテーマとした企画「生きる伝説!! ケイスケホンダ芸人」に出演し、本田とプライベートで交流があることを話した[9]。また、本田のファンミーティングの司会を務めている。 芸風主に漫談、ギターネタ、ショートコント。代表的なネタは尾崎豊のパロディコント。ネタの内容はダメージジーンズと綻びたジャケットにマイクを持って、泣きながらふらつきながらいろんな物を自由を奪われている人に例える。また、ギター弾き語りによる自作のラブソング(「曖昧なラブソング」、「現実的なラブソング」など)といったネタも披露する。物真似のレパートリーには、他に徳永英明、Mr.Childrenなどがある。 騒動
→「まとめサイト § 2ちゃんねるからの転載禁止問題」も参照
2012年5月8日、ネット掲示板の2ちゃんねるに「井上マーが2ちゃんねるの有名なコピペを自分のネタとして披露している」という主旨のスレッド[10]が立てられたことから井上が炎上するという騒動が起きた[11]。このスレッド[10]は、フジテレビがYoutubeにアップロードした人志松本のすべらない話の井上の動画[12]に出てくる井上の祖父のクリームパンについての小話が、2ちゃんねるの有名なコピペからの盗用だと主張していた。しかし事実は逆で、井上の持ちネタを誰かが2ちゃんねるに転載したものがコピペとして広まっていたものであった[11][13][14]。 2012年6月4日、2ちゃんねるは、該当するスレッド等をまとめて無断転載していた「まとめブログ」のうち5つのサイト(『やらおん!』、『ハムスター速報』、『はちま起稿』、『オレ的ゲーム速報@刃』および『ニュー速VIPブログ』)に対して著作物の利用を禁止する警告文[15]を掲載した[11]。これを報じたLivedoor ニュースの記事は、多数のまとめサイトのうちこの5つが名指しされた理由として、捏造や中傷を放置して適切な訂正や謝罪を行っていないことを指摘し、その実例として虚報によって井上マーを炎上させた件を挙げた[11]。後にまとめブログ全般は2ちゃんねるの転載を全面的に禁止された。 出演現在
過去の出演
舞台
これまでの芝居公演
著書
関連項目脚注
外部リンク
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