ヴィンス・グレッラ
ヴィンチェンツォ・グレッラ(Vincenzo Grella, 1979年10月5日 - )はオーストラリア・ビクトリア州ダンデノン出身の元サッカー選手。元オーストラリア代表。ポジションはミッドフィールダー。 来歴クラブオーストラリアのNSLでプロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせると、1998年からは両親の母国であるイタリアに活動の場を移した。そこでの最初のクラブとなったエンポリで同年11月にセリエAデビューを飾ると、セリエBのテルナーナへの期限付き移籍を経て、2004年からはパルマ、2007年からはトリノでプレーをした。2008年8月には、10年過ごしたイタリアを離れ、イングランドプレミアリーグのブラックバーンに4年契約で加入[1]。しかし、怪我の影響もあり出場機会を確保できず、2011-12シーズン終了後に契約が終了した。 その後、代表でのかつての同僚であるジョン・アロイージが率いるオーストラリアのメルボルンハートに、彼自身に誘われる形で2012年10月から1年契約で加入した[2]。ここでも引き続く怪我の影響により、Aリーグデビューは年明けの2013年1月26日のウェスタン・シドニー戦まで持ち越された。そしてこの試合の2日後、脹脛の怪我により33歳での現役引退を発表した[3]。 代表2000年に母国で開催されるシドニーオリンピックのU-23オーストラリア代表に選出された。しかしチームはグループリーグ3戦全敗での大会敗退となった。 オーストラリアA代表としては2003年2月12日のアウェイでのイングランド戦でデビューをした。2006年のワールドカップドイツ大会において、オーストラリアは32年ぶりの出場ながら初のベスト16進出という結果を残したが、自身も全4試合に先発出場しチームの躍進を中盤から支えた。2010年のワールドカップ南アフリカ大会においてもメンバーに選出されたが、出場は1試合に留まり、チームもグループリーグ敗退となった。 代表歴出場大会試合数
脚注
外部リンク
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