パトリック・キスノーボ
パトリック・キスノーボ(Patrick Fabio Maxime Kisnorbo, 1981年3月24日 - )は、オーストラリア・メルボルン出身のサッカー指導者、元サッカー選手。現役時代のポジションはDF (CB)。 来歴選手時代モーリシャス人の父とイタリア人の母の間で生まれる[1]。 2003年にスコティッシュ・プレミアリーグのハート・オブ・ミドロシアンFCに2年契約で加入。その後レスター・シティFCへ移籍。当初はMFとしてプレーしていた。2009-10シーズンに2年契約でリーズ・ユナイテッドAFCへ加入。同シーズンのFAカップではマンチェスター・ユナイテッドFC相手に活躍、見事勝利に貢献した[2]。 2010年3月、試合中にアキレス腱を負傷したためシーズン途中に離脱、2010 FIFAワールドカップのオーストラリア代表メンバーには選ばれなかった[3]ものの、フットボールリーグ1のベスト11に選ばれた。 2013年9月、地元メルボルンのメルボルン・ハートFC(後にメルボルン・シティに改名)に1年契約で加入[4]。その後チームとの契約を更新し、2シーズンに渡り主将を務めた。 2016年5月、現役引退を表明した[5]。 指導者時代メルボルン・シティ引退後、メルボルン・シティのユースアシスタントコーチを務めた。またAリーグ・ウィメンチームのアシスタントコーチも務め、2017年7月にウィメンチームの監督に就任。 2018年7月に男子チームのアシスタントコーチに就任。同じシティ・フットボール・グループ傘下の横浜F・マリノスで監督を務めたエリク・モンバエルツをコーチとして支えた。 2020年9月、エリク・モンバエルツの退任に伴い、メルボルン・シティの監督に任命された 。 2021年5月、メルボルン・シティは同チームの11年の歴史で初のAリーグトロフィー獲得に導いた。自身が現役時代に持っていた闘志溢れるプレーをチームに植え付け、多くの賞賛が寄せられた。 同年6月、チームを初のAリーグ・チャンピオンシップに導き、Aリーグ監督デビューシーズンでダブル優勝を果たした。 ユースチームから昇格した選手も一部含まれた若いチームに、粘り強さと自信を植え付けたことによる功績が認められた。 トロワAC2022年11月23日、フランスのトップディビジョンチームでシティ・フットボール・グループのクラブであるトロワACの監督に就任すると発表された。彼はヨーロッパ主要リーグ「トップ5」のチームを率いる初のオーストラリア人監督となった。 しかし、彼の指揮下でチームはリーグ2に降格。2023-24シーズンの最初の15試合でわずか2勝しか挙げられず、リーグ2でも降格圏に落ちた後、キスノーボは2023年12月6日に双方の合意によりトロワを退任した。 メルボルン・ビクトリーFC2024年6月、オーストラリアに復帰。メルボルン・ビクトリーFCのコーチとして3年契約を結んだ。リーグ戦で5勝1引き分け1敗という好成績を残したものの、わずか7試合で退任したことを発表した。 横浜F・マリノス2024年12月23日、2025年シーズンより、横浜F・マリノスのヘッドコーチ就任を発表[6]。スティーブ・ホランド新監督のアシスタントとしてチームを率いることとなった。 所属クラブ
代表歴
指導歴
タイトル選手時代
監督時代
出典
外部リンク
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