ホーユー株式会社(英: Hoyu Co.Ltd)は、愛知県名古屋市東区に本社を置く日本の大手化粧品メーカーである。
ヘアカラー業界の国内最大手として、「Bigen(ビゲン)」、「Cielo(シエロ)」、「Beauteen(ビューティーン)」、「Beautylabo(ビューティラボ)」など、数多くのブランドを展開する。
一般向け商材のほか、サロン向けのプロフェッショナル用ヘアカラーの製造販売やOTC医薬品のOEM、ヘアカラーの通信販売も行っている。
社名は前身の「朋友商会」に因んでいる。
沿革
採用情報ホームページ内「ホーユーの歴史」に準ずる[3]。
事業所
商品
一般向け商品
- ビゲン
- ビゲン
- ビゲン ヘアカラー
- ビゲン 香りのヘアカラー
- ビゲン クリームトーン
- ビゲン スピーディカラー
- ビゲン ポンプカラー
- ビゲン カラートリートメント
- ビゲン ヘアマスカラ
- ビゲン カラースプレー
- ビゲン 泡クリームカラー
- ビゲン グレイスタイル
- ビゲン グレイスタイル グレイヘアトリートメント
- ビゲン グレイスタイル ツートーンカバースプレー
- メンズビゲン
- メンズビゲン スピーディーII
- メンズビゲン ワンプッシュ
- メンズビゲン グレーヘア
- メンズビゲン ムースカラー
- メンズビゲン カラーリンス トリプルプラス
- シエロ
- シエロ ヘアカラーEX
- シエロ ムースカラー
- シエロ カラートリートメント
- シエロ デザイニングカラー
- シエロ ワンデー白髪かくし
- シエロ オイルインヘアマニキュア
- ビューティラボ
- ビューティラボ ホイップヘアカラー
- ビューティラボ ホイップヘアカラー 髪色もどし
- ビューティラボ バニティカラー
- ビューティラボ 美容液 もっととてもしっとり
- ビューティラボ 美容液 とてもしっとり
- ビューティラボ 美容液 しっとり
- ビューティラボ 美容液 ディープオイル
- ビューティラボ 美容液 スムースオイル
- ビューティーン
- ビューティーン メイクアップカラー
- ビューティーン ベースアップブリーチ
- ビューティーン トーンダウンカラー
- ビューティーン 黒染めスプレー
- ビューティーン ポイントカラークリーム
- ビューティーン 1DAYクレイジー!
- ビューティーン ドットミー
プロフェッショナル商品
- イロジカケ
- プロマスター
- プロマスター アプリエ
- プロステップ
- グラマージュ
- ヒー
- カレンシアカラー
- プロシーズ
- エトラス
- バイカルテ
- プロマスターカラーケア
- ソマルカ
- ソマルカラボ
- ナイン
- ミニーレ ウイウイ
- メディルックα
- エクシモ
- レセ
医薬品
- リケアA水虫薬 液【指定第2類医薬品】
- リケアA水虫薬 クリーム【指定第2類医薬品】
かつての商品
- 二羽からす
- 三羽からす
- 元禄
- クローゲン
- マケン
- シェリーシャンプーヘアカラー
- シェリーナ
- メンズビューティーン
- レクシィ
- レクシィ ホイップヘアカラー
- レクシィ ブリーチシリーズ
- レクシィ 髪色もどし
CM
出演者
- 既に製造・販売を終了している商品は灰色で示している。
サウンドロゴ
社名
現在、CMの最後に「ホ〜ユ〜♪」と流れる社名のサウンドロゴは女性声(2018年3月に製造終了したrexyのみ男性声を使用)で、2005年(平成17年)から使用されている。制作したのは菅野祐悟[8]。1984年 - 1986年にもCMの最後に社名のサウンドロゴを使用しているが、その時との違いはアクセントの抑揚がないのが特徴である。
BigenとMen's Bigenに関しては当初使用されていなかったが、Bigenは2008年(平成20年)9月に発売された「ビゲン スピーディカラー」から、Men's Bigenは2009年(平成21年)11月に発売された「メンズビゲン ムースカラー」からそれぞれ使用されるようになった。
商品名
商品名のサウンドロゴについては以下の通りである。
- Bigen:現在、サウンドロゴは使用していないが、「ビゲン 香りのヘアカラー」のみ、CMの最後に及川光博が「ビゲン 香りのヘアカラ〜♪」と歌っている。以前は「ビゲン クリ〜ムト〜ン♪」(CMの最後に流れる)や「ビゲン スピ〜ディカラ〜♪」(CMの冒頭に流れる)などがあった。
- Men's Bigen:発売当初からサウンドロゴは使用していない。現在は玉木宏がCMの最後に「メンズビゲン ○○○(○○○には商品名が入る)♪」とコールしている。
- Cielo:現在は大塚寧々が「シエロ ○○○(○○○には商品名が入る)♪」とCMの最後にコールしているのみで、サウンドロゴは使用していない。以前は「シエロ〜♪」とCMの冒頭にサウンドロゴが流れていた。
- Beautylabo:「ビュ〜ティ〜・ラ・ボ♪」とCMの冒頭にサウンドロゴが流れている。南明奈がCMキャラクターを務めていた時にサウンドロゴの使用を一時中止していたが、板野友美にCMキャラクターが変更になった2013年2月からサウンドロゴが復活している。
- Beauteen:現在、CMは制作されていない。以前は「ビュ〜ティ〜ン♪」とCMの冒頭にサウンドロゴが流れていた。
- rexy(2018年3月製造終了):「レクシ〜♪」とCMの中盤にサウンドロゴが流れ、篠田麻里子が口パクでそれに合わせていた。
- Men's Beauteen (2011年3月製造終了):「メンズ ビュ〜ティ〜ン♪」とCMの冒頭にサウンドロゴが流れる。CMの最後に流れていた時もある。
- Shierina (1999年製造終了):「シェリ~ナ♪」とCMの冒頭にサウンドロゴが流れる。
キャッチコピー
- 「髪の美しさに愛をこめて」
- 「髪うつくしく 心ゆたかに」
- 「COLOR YOUR HEART」(2005年 - )
提供番組
テレビ
現在(主に30秒)
日本テレビ系列
TBS系列
フジテレビ系列
テレビ朝日系列
テレビ東京系列
過去(及び提供枠の変遷)
日本テレビ系列
TBS系列
フジテレビ系列
- 金曜プレステージ:金曜21:00 - 22:52(JST)
- この時間帯は「金曜女のドラマスペシャル」(1984年10月に放送開始)以来、30年近くに亘って提供スポンサーとして名を連ねていた。2008年(平成20年)10月からは提供枠が60秒→30秒に縮小されていた。2013年3月末をもって、この時間帯のスポンサーから降板した。
- SMAP×SMAP (関西テレビとの共同制作):月曜22:00 - 22:54(JST)
- 2012年(平成24年)5月7日放送分から提供、関西テレビ側扱いで「ご覧のスポンサー」の1社となっていた(P&Gが筆頭スポンサーに返り咲くまで一旦各社扱いに伴う)。2014年3月末限りでスポンサーを降板した。
- 奇跡体験!アンビリバボー:木曜19:57 - 20:54(JST)
- 2008年(平成20年)10月から2016年(平成28年)9月まで複数社の一社として30秒の提供枠で提供していた。
- めざましテレビ:平日5:25 - 8:00(JST)5時台後半に提供していた。
テレビ朝日系列
テレビ東京系列
- 木曜洋画劇場:木曜21:00 - 22:54(JST)
- DHCがスポンサーを降板した後の枠を引き継ぎ、2000年10月から2001年3月まで60秒の筆頭スポンサーとして提供していた。
- ソロモン流:日曜21:54 - 22:48(JST)
- 2014年4月から放送終了した9月28日まで提供。
- 日経スペシャル カンブリア宮殿:木曜22:00 - 22:54(JST)
- 2014年4月から新規提供。2015年3月末で降板。
ラジオ
過去
- SCHOOL OF LOCK!(月曜 - 木曜22:00 - 23:55(JST))
- 2006年6月30日 - 9月12日までビューティーンの連動企画(ビューティーン戦隊コクレンジャー)のため、番組をスポンサードしていた。ちなみに提供クレジットは「ビューティーン」だった。
クラシエグループ買収
2009年(平成21年)9月18日、ファンド3社(アドバンテッジパートナーズ、MKSパートナーズ、ユニゾン・キャピタル)からクラシエホールディングス(旧カネボウ)の株式60%を100億円で買収することで合意し、9月30日に株券の引渡しを受けてクラシエグループを傘下に収めた。[9]また、残り40%の株式についても、2012年(平成24年)3月30日に追加取得し、クラシエHDを100%完全子会社化している。
2009年(平成21年)10月1日に社長の水野新平[註 13]がクラシエHDとその子会社3社の取締役を兼務して以降、ホーユーの取締役数人が社外取締役ないしは社外監査役としてクラシエHDの経営に携わっている。現在は、社長の水野真紀夫がクラシエHDの会長になっている。
これにより、ホーユーはヘアカラー専業メーカーから日用品全般を扱うメーカーとなった。
2018年8月31日に、ホーユーが保有していた全株式を、2014年5月1日にホーユーの親会社(純粋持株会社)として設立された朋友ホールディングスへ移管されて同社の100%子会社となり、クラシエグループとは兄弟会社の関係となった。
なお、クラシエHDは2023年10月1日に傘下の事業子会社3社(クラシエホームプロダクツ、クラシエ製薬、クラシエフーズ)を吸収合併して事業会社化し、クラシエに商号変更されている。
その他
脚註
註釈
- ^ 「奥さん〜、染めるならビゲンですよ!」 のキャッチフレーズで有名。
- ^ 1983年から1993年の10年間に亘ってビゲンのイメージキャラクターを担当していた。
- ^ 当時では珍しい、夫婦の共演で話題になった。
- ^ 「奥さん〜、染めるならビゲンですよ!」 のリメイクCMで有名になった。
- ^ 2001年 - 2014年までビゲンのイメージキャラクターを担当していた。ホーユーのCMに出演した年数は14年で、最長を誇っている。
- ^ 踊るCMで有名。振り付けもパパイヤ自身が行っている。
- ^ スポーツ選手では唯一ホーユーのCMに出演している。
- ^ 2014年10月7日に行われた新CM発表会で日本人に対するヘイトスピーチを行ったため、消費者からの抗議が殺到。僅か2週間でイメージキャラクターから降板させられた。
- ^ Beauteenが男性用と女性用に分離する前から担当。
- ^ Beauteenが男性用と女性用に分離する前から担当。CM内の楽曲も提供していた。
- ^ Beauteenの男性用と女性用に分離後、女性用ヘアカラーのCMに男性タレントが出演するという異例の出来事として、当時話題になった。
- ^ 男性用ヘアカラーのCMに女性タレントが出演するのはホーユーでは初めてだった。
- ^ 水野はクラシエの取締役を兼務して2年後の2011年12月1日、肝臓血管皮腫のため55歳の若さで死去している。
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
ホーユーに関連するカテゴリがあります。
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1970年代 |
- 70 マリー・ヘルビン
- 71 - 74 西野ミチ
- 75 リサ・クーパー
- 76 シグリド・ハーフ
- 77 ステファニー・レイコ・ボージェス
- 78 樹れい子
- 79 マリー・グラビン
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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関連項目 | |
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※2003年度をもって終了 カテゴリ |
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関連項目 | |
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主な一社提供番組 | |
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関連人物 | |
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便宜上、事実上の前身であるカネボウ関係の項目および人物も含める。また、カネボウに吸収合併されたハリスなどの一社提供番組は含めない。 |