まず最初に、心に留めておくべき重要な注意事項をひとつ:
数人のウィキペディアンが 化学関連の記事を改善・向上させる方向づけをする提案を策定すべく集まりました。言い換えると「こうすれば、もっと良くなる」という提案の場でありますが、「このようにしなさい」という強制を目指すものではありません。それ故、「これらの提案に従う義務がある」などと感じたりするべきではありません。けれども、何を書いていいか、どこから手をつけていいかわからない、といった状態の人には、以下のガイドラインは助けになるかも知れません。
それに加えて要点をふたつ:
- 議論・提案されたい方は、まずこのページのノートを開いてみてください。
- 個別の記事に関して、議論・意見交換を希望させる方は、むしろPortal:化学のノートの方が早道かもしれません。
「ウィキプロジェクト 化学」について
- プロジェクト名 - プロジェクト:化学
- プロジェクトの扱う範囲(スコープ)- このウィキプロジェクトの目的は、化学関係の記事に共通のスタイル・編集方法の提示、およびそのための議論場所の提供です。Portal:化学も併せて参照してください。
- 上位プロジェクト - 上位プロジェクトは今のところありません。
- 下位プロジェクト - 下位プロジェクトは今のところありません。
- 関連するウィキプロジェクト - 関連するウィキプロジェクトには以下のものがあります:
- プロジェクトの運用方法 - 議論はノートページで行い、議論の結果は本記事に随時反映させていきます。
参加者
このウィキプロジェクトの活動に賛同して頂ける方は、以下に署名をお願いします。署名の有無は議論参加の条件ではありません(チルダ3つ ~~~で署名ができます)。
ユーザーボックスもご利用ください。{{User WikiProject Chemistry}}
を利用者ページに貼り付けるだけです。
活動成果
以下は、プロジェクトの活動成果です。
秀逸な記事
化学関連のWikipedia:秀逸な記事には以下のものがあります。
画像につけるカテゴリーについて
日本語の文字が入っている化学に関する写真、図、グラフは画面左のツールボックスのアップロードをクリックしてアップロードしてください。詳しい方法は画像利用の方針にあります。そして、画像の説明の最後に [[Category:化学画像]] を追加してください。これで、化学画像にリストが表示されるようになり、共用しやすくなります。
日本語を含まない化学の写真、図、グラフは、Commons:Category:Chemistryにアップロードすることが推奨されています。これは、さまざまな言語で同じような画像がアップロードされるとサーバーの容量を無駄に消費してしまうためです。詳しくは、Wikimedia Commonsに画像をアップしようをご覧ください。
元素の族の表記について
元素の族に関する記事の表記は長周期表の族名「第1族元素」~「第18族元素」に統一することとします。尚、合意に基づき該当記事名は移動・統合されました。
化合物のIUPAC名表記について
記事名や本文中における化学物質名の表記について、以下の規則に従うことが プロジェクト‐ノート:化学/過去の議題/化合物のIUPAC名表記について にて合意されています。
- 化学物質名とは
- この規則で化学物質名と称しているのは、化学分野で使用される物質名を意味しており、主として化学分野の記事において使用される物質名を想定している。したがって鉱物名(例・方解石)、分子生物学的生体内分子(例・インターフェロン)、医薬品名(例・レボドパ)、農薬名(例・ラウンドアップ)、化成品名称(例・ナイロン)、食品名(例・にがり)など化学以外の分野の記事において物質の名称を示す場合を想定していない。
- 記事名や本文中における化学物質名の表記について
- 慣用名、IUPAC系統名のうち一般に使われるものを原則とする(IUPAC許容・非許容は問わない)。商品名や略号は使用しない。例:○ジメチルスルホキシド ×DMSO
- 無機化合物についてはIUPAC系統名を原則とする。例:○炭酸水素ナトリウム ×重炭酸ソーダ
- 頻繁に使われる慣用名が定まらない場合、IUPAC許容慣用名を優先する。
- ただし、優先的に使われる慣用名が拮抗する場合、IUPAC系統名を使用する。例:○3-メチル-1-ブタノール △イソアミルアルコール △イソペンチルアルコール
- IUPAC系統名が複雑で、慣用名がアクロニム以外にない場合、それを記事名としてもよい。 例:9-BBN、DABCO、TEMPO
- 異性体を一意に示す必要がある場合、IUPAC系統名を使用する。例:1,1-ジクロロエタン、1,2-ジクロロエタン
- 異性体前置辞(structural affix, ハイフンでつながれているもの。cis/trans, o-/m-/p-, sec-/tert- など)は原則としてアルファベットのままにする。例:tert-ブチル基。あるいは語幹と一体となり慣用化している場合にはカタカナでも良い。例:パラジクロロベンゼン
- 冒頭・記事中での記述
- 記事名のほかに、IUPAC系統名の字訳に続け英字表記を付記する。別名は別名であることを示した上で併記する。
- この際、英字表記について、IUPAC系統名は括弧でくくらない。ただし慣用名については任意とする。
- 異性体前置辞について、IUPAC命名法に基づいた化合物名中では斜体化するが、その他の単語・文脈中では任意とする。
- 略号などは、冒頭で定義すれば文中で用いてもよい。
- 字訳
- 英語の化合物名を日本語に字訳する場合は「化合物名字訳規準」にしたがう。参考: 日本化学会『学術用語集 化学編』第3部、南江堂、字訳ツール (JavaScript)(化合物命名法談義 内)
- その他
- 「一般に」「頻繁に」「優先的に」使われる、の判断としてはGoogle検索のヒット数を目安とする。
- すでに存在する項目・記述については、上記各条の適用は期限を定めないで保留する。記事改名や多数の記事に対する名称の置換をする場合は、各個にノートなど適切な場所で提案して合意を得てから各条を適用した化学物質名に改める。
- 参考となる外部サイト:IUPAC Gold Book、化合物命名法談義
格付
重要な項目から優先的に充実させるため、英語版のAssessment(化学)を参考に、化学項目の重要度と進捗を格付けします。長大記事の制作等は共同工房で執筆・分担できます。
格付基準
良質な化学記事の基準(案)
- よく書けている:
- (a) 文章は明快で、つづりと文法も正確である
- (b) 導入部、専門用語、レイアウト、避けたい言葉、フィクションの記述、項目内の箇条書きについての、スタイルマニュアルに準拠している
- 事実関係は正確かつ検証可能:
- (a) 出典はすべて、レイアウトのスタイルマニュアルの定める出典を書くための節で、すべての情報源が明記されている
- (b) 直接引用文や統計情報、公表された意見、冒険的と見なされかねない斬新な見解や意見の分かれる見解、存命人物に関する議論となりやすい題材については、信頼できる情報源による参考文献が、本文中で参照されている。科学分野の記事については別に定める(en:Wikipedia:Scientific citation guidelines[2])
- (c) 独自研究を含まない
- 広い範囲をカバーしている:
- (a) 題材の主だった側面には言及している;
- (b) 不必要な細部に拘泥することなく、焦点を主題に絞り続けている(長い項目の細分化した記述は、分割してサマリースタイルだけを残し、{{Main}}で子記事に誘導する:Wikipedia:サマリースタイルを参照)
- 中立的な観点: 公正で偏向のない視点から書かれている
- 安定している:日々、編集合戦や項目をめぐる論争によって著しい改変が繰り返されていない
- 画像が掲載されている(可能な場合):
- (a) 画像に著作権状態に応じたタグが貼られている
- (b) 画像は項目の主題にふさわしく、適切なキャプションをつけられている.
以下、3 (a)「題材の主だった側面」について検討します。
元素項目
基準の案: プロジェクト:化学/良質な記事の基準/元素
見本項目: 酸素、水素、セシウム、イットリウム、ガリウム、カリウム、ベリリウム
- Template:元素
- 原子構造、単体構造(分子、結晶、同素体等)、同位体
- 性質(反応性、毒性等)、主な化合物
- 分布、役割(自然界、宇宙等)
- 歴史
- 単体の製法
- 利用(工業製品、医薬品等)
化合物項目
人物項目
見本項目: ライナス・ポーリング、ジョゼフ・プリーストリー、ヘンリー・キャヴェンディッシュ
理論項目
見本項目: カロリック説、フロギストン説
人名反応
参考
化学関連のスタブ項目
化学関連のスタブカテゴリがあります。テンプレートは{{Chem-stub}}を使ってください。{{Chem-stub|よみ}}のように、記事名の読みも付けてください。ただし、スタブカテゴリ張替えや読み付加だけの編集は、サーバーに負荷がかかるため控えてくださるようお願いします。
脚注
- ^ クライアントを用いる通常のIRC接続など、詳細はWikipedia:チャット参照。
- ^ (訳注)en:Wikipedia:Scientific citation guidelinesの概要:定説の出典には教科書や総説を用いる、原著論文や題材の名称を定めた文献、数値の出典を示す(原著論文が古くて誤りを含む等のため学習教材としてふさわしくない場合は、その旨同脚注内で併記する)、「詳しくは…を参照」とするような大項目における子記事の概要には出典をつけなくても構わない、参考文献が2~3件を超えた場合は文中で参照すること、学術雑誌名の省略はしない、ISBNやDOI等の標準番号を提供すると良い、脚注内でハーバード方式を用いて参考文献にどんなことが書いてあるか簡単に説明するとなお良い。