川田妙子
川田 妙子(かわた たえこ、1965年3月20日[2][6] - )は、日本の女性声優。東京都出身[3]。旧名は山田 妙子(やまだ たえこ)[5][8]。ティーリバー合同会社所属[4]。既婚。 略歴幼少期はお転婆で、木に登ったり、秘密基地を作って遊んでおり、アクティブであったという[7]。 子供の頃からアニメの主人公のものまねをするのが好きで、『アルプスの少女ハイジ』のハイジ、『カリメロ』のカリメロなどが得意であったという[6]。 中学、高校時代もアニメ好きで、高校時代にフォークソング部に所属し、ギターを担当していた[7]。その頃に『ドラえもん』などを弾き、アニメソングに惹かれたという[7]。 小さい頃から歌を歌うことは好きだが、芝居にも興味があり、自分を表現して人を楽しませることに憧れがあった[7]。その時にタレント事務所、劇団に所属したかったが、入所金や月謝が高く、親にも難色を示され、断念したという[7]。 実践商業高等学校卒業[9]後[6]、演技の道に憧れを持ちつつも、百貨店のヨックモックに就職し、のし紙のクレーム処理係になる[7][10]。しかし、そこで「声が皆と違う」という意識を抱くようになる[7][10]。そのことがきっかけで、声優になることを決意する[7][10]。洋菓子店で働きながら、声優学校の試験に合格し、夜間や休日に東京アナウンスアカデミー声優科で、演技の勉強を始める[6][9]。 声優学校には自分より演技の巧い人が何人もおり、映画監督、音響のディレクターからは叱られてばかりであった[6][7]。その時、「君はちょっと、センスない」と言われていたため、自信を失い、何度も辞めようと思うことがあった[6][7]。しかし、劇団俳小の人は「特徴のあるとてもおもしろい声をしているんだから、つづけたほうがいい。芸能プロの人も、『あなたの半年後を見たい』といっていたんだよ」と励ましてくれた[6][7]。その言葉を受けて、続けようという気持ちになったが、研究クラスに上がると授業数が増えるため、仕事との両立は困難であった[7]。そこで、「じぁあ、もう人生に一度だからとりあえずやってみよう」、「じゃあ、たった半年」、「じゃあ、またもしダメだったら就職し直そう」と決心し、周囲には驚かれるも、会社を退職して声優の道に懸けた[7]。その半年で結果を出さなければいけなく、怒られ続けていたという[7]。 その後、研究生公演を終えて同アナウンスアカデミーを卒業し、81プロデュース[8]でのオーディションに合格し同事務所に所属[6][7][9]。2010年に同事務所を退所し、フリーとなる[9]。 2019年10月1日、個人事務所ティーリバー合同会社を設立したことを発表し、同時に私塾も開講することを報告[11]。 2022年10月1日、居住する埼玉県鴻巣市の「こうのす観光大使」に任命される[12]。 人物役柄としては、内気な女の子役、小さな生き物役が多い[5]。 演じる役によって、ファッションも変えており、1991年時点では少女役が多いため、かわいい服を着ている[6]。 海外ドラマの吹き替えでは、『フルハウス』のミシェル役では赤ん坊の頃から少女時代までを吹き替えた[13]。また、ミシェルを演じたオルセン姉妹が出演する『ふたりはふたご』でも、双子の姉アシュレー役を吹き替える。 1997年、『ドクタースランプ』で則巻アラレの声を担当。放送当時は『Dr.スランプ アラレちゃん』で小山茉美が演じるイメージが強いことからバッシングを受けたといい、川田は後に「私も学生時代に初代80'Sを知っているので、それを愛して観ていた方たちには、受け入れられないことは、とってもよくわかります。でも、平成版アラレちゃんも、もちろん同じ鳥山先生の作品ですが… 別のものとして観てもらえたら…楽しんで頂けるかな〜なんて思います」とコメントしている[14]。 田中敦子とユニット「Windy's murmur」(ウィンディーズマーマー)を組んでいる[15]。 代役2000年末から2001年までの産休期間、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
このうち『ニャニがニャンだー ニャンダーかめん』のミーコ役は復帰前に放送終了となったため、降板となった。 出演太字はメインキャラクター。 テレビアニメ
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