ロベルト・ヨハンソン
ロベルト・ヨハンソン (Robert Johansson、1990年3月23日-)はノルウェーのスキージャンプ選手である。2018年平昌オリンピック団体金メダリスト、個人ノーマルヒルおよびラージヒル銅メダリスト、スキーフライング世界選手権団体金メダリスト。スキーフライング最長不倒距離の元世界記録保持者であり、2017年3月18日にヴィケルスン大会団体戦の1本目で252.0mを記録したが、2人後に飛んだシュテファン・クラフトが253.5mを記録し、すぐに更新された[1]。ヨハンソンは、見事な口ひげの持ち主としても知られている[2]。 経歴ヨハンソンは2009年のジュニア世界スキー選手権でのチーム競技で4位に入賞し、2010年のジュニア世界スキー選手権も出場した。2012年1月にヨハンソンはノイシュタットで行われたスキージャンプ・コンチネンタルカップで最初の表彰台を獲得し(3位)、2012年3月にはクオピオで行われたコンチネンタルカップで優勝した[3]。ワールドカップでは、彼は2013年11月にクーサモで13位になった。ヨハンソンはそのシーズン中、2014年1月に札幌で20位と19位になった[3]。 韓国の平昌で行われた2018年冬季オリンピックで、ヨハンソンはノーマルヒル個人とラージヒル個人の両方で銅メダルを獲得し[4]、団体金メダルのメンバーとなった。 ワールドカップ初表彰台は2017年スキージャンプ週間インスブルック大会の2位、初優勝は2018年ヴィケルスン大会である。スキーフライング世界選手権では2018年および2020年団体戦の優勝メンバーとなった。2021年ノルディックスキー世界選手権では個人ラージヒルで2位となった。 2021年5月には背中を手術した[5]。ワールドカップでは3位が2回で総合12位であった。2022年北京オリンピックでは、個人ノーマルヒル20位、混合団体ノーマルヒル8位、個人ラージヒル32位、男子団体ラージヒル4位のメンバーとなった。フライング世界選手権ヴィケルスン大会では背中の痛みにより2日目(3本目以降)を欠場し、個人30位であった。以後のワールドカップも欠場した。 主な競技成績冬季オリンピック
世界選手権
フライング世界選手権ジュニア世界選手権ワールドカップ
口髭ヨハンソンは平昌オリンピックにて、オリンピックの2年前に生やし始め、手入れされたハンドルバー・ムスタッシュ(口髭)を競った。 その独特の口髭はメディアの注目を集めた[4][6]。 脚注
外部リンク
|