GoHands
株式会社GoHands(ゴーハンズ、英: GoHands CO., LTD.)は、日本のアニメ制作会社。多くの作品の場合、「GoHands」「GO HANDS」「ゴーハンズ」とクレジットされる。 概要サテライトで制作を務めた岸本鈴吾が大阪スタジオ、東京の第二スタジオのスタッフと共に2008年8月に独立して創業し、2009年7月放送開始のテレビアニメ『プリンセスラバー!』でデビュー[3]。 社名の由来は「アニメでご飯が食べたい」「Go(行く)Han(大阪の阪)」などいくつかの意味がある。放送日までに完全納品する方針のため、すべて社内で制作する「in house」体制で制作期間も長く取っている[4]。 『K』シリーズのような3DCGを駆使した背景美術や独特のカメラワークのバトルアクション作品で知られるが、『好きな子がめがねを忘れた』『デキる猫は今日も憂鬱』のような日常ものも手掛けている[5][6]。 余計な宣伝をせず、創ったフィルムで勝負したいという理由で、ホームページやツイッターアカウントを持たない[4]。 作品履歴テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
挿絵
制作協力
模倣問題2020年11月19日、TVアニメ「東京BABYLON 2021」のオンライン制作発表会が行われたが、同月20日、キャラクターの衣装デザインなどに模倣との指摘を受け調査、12月5日に製作委員会より謝罪報告が行われた。その時点では制作会社(GoHands)においてキャラクターの衣装2点について模倣があったとのことだった[9]。 2021年3月29日、上記以外にも模倣盗用が多数行われたと製作委員会「TOKYO BABYLON 2021 PROJECT」から発表された。結果信頼関係の欠如を理由として制作続行は不可能と判断され、TVアニメは制作中止となった[10][11][12]。 2021年8月3日、GoHandsは製作委員会の幹事社であったキングレコードに対し、制作費が支払われていないとして未払い金を求める裁判を東京地方裁判所に起こした。GoHands代理人の須郷知徳弁護士は「模写騒動後、キングレコードからデザインの正式な修正依頼があり、追加費用の支払いも提示され双方の合意のもと放送に向けた作業を進めていたが、キングレコードの方針が一転し、残りの支払いを拒否された」と主張。「キングレコードに比べてはるかに小さな企業で、大変大きな経済的打撃を受けている」と説明。下請法が禁じる支払い遅延にも当たると指摘をした[13]。 関連人物脚注
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