COMIN'KOBE
COMING KOBE(カミングコウベ)は、毎年4月または5月に神戸市中央区で開催されるチャリティー音楽イベントである。略称は「カミコベ」、「カミング」など。 概要2005年に「GOING KOBE(ゴーイングコウべ)」としてスタートし、以降は年に1回行われているチャリティー音楽イベントである。2010年に「COMIN’KOBE」と改名し[2]、2018年からは「COMING KOBE」として開催されている。同フェスの開催は阪神・淡路大震災の復興支援に対する被災地からの感謝、そして震災を風化させずに語り継ぐことを意味づけている[3]。 2010年から2013年にかけては、神戸市中央区のポートアイランドにある、ワールド記念ホールおよび神戸夙川学院大学を会場に開催された。2014年は、同じくポートアイランドにある神戸国際展示場も用いられた。2015年は、ワールド記念ホールおよび神戸国際展示場が会場となった。 COMIN'KOBE実行委員会が開催し、神戸山手大学現代社会学部(2014年までは神戸夙川学院大学観光文化学部)の学生をはじめとする数百名がボランティアスタッフとして関わっている。 毎年、来場者から募金を募り2016年は、700万円以上の募金を集め東北大地震と熊本地震の被災地の小学校等に直接募金を届けている。 出演2005年
初年度は東遊園地で行われた[4](なお、2022年現在まで東遊園地が開催地だったのはこの回限りである)。開催当日は神戸に訪問中であった当時の天皇明仁が会場横を移動する時間帯があった他、会場付近のレストランでは結婚式が行われていたこともあり、特定の時間においては音を止めるように会場側から要請されていた[4]。 2006年
2006年は神戸まつりの一環として『GOING KOBE'06 feat.神戸まつり』と題して開催された[5]。当日は雨の降る中で開催され、ライブの終盤において発生したダイブ行為を受けイベントを中断しようとステージに駆け寄った機動隊と実行委員の間でひと悶着を起こす場面があった[4]。 2007年
2008年
2009年
2010年
2011年2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
本年からダイブ禁止のアナウンスが徹底されるようになった[6]。 2019年
2021年
2022年
2023年5年ぶりに2日間開催
COMIN'KOBE17における群衆事故「COMIN'KOBE17」開催当日の午後1時10分頃、会場であるワールド記念ホールにおいて入退場の観客により混雑状態にあった1階アリーナ席出入り口付近で将棋倒しが発生し、1人が頸髄損傷の重傷を負った。事故発生から1年8ヵ月後の2019年1月16日、適切な整備を怠ったとして大阪市のイベント会社の警備責任者が業務上過失傷害容疑で書類送検された[7]。 脚注
外部リンク
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