BRM・P207
BRM・P207 は、ブリティッシュ・レーシング・モータースが1977年のF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。レン・テリーによって設計された[2]。エンジンは自社製の3リッターV12エンジンを搭載した。P207はポイントを獲得することはできなかった[3]。チームは9戦にエントリーしたが、予選を通過したのは1回のみで、ブラジルグランプリでラリー・パーキンスが予選最下位の22位で通過したが、決勝はオーバーヒートのため1周目でリタイアした[4]。予選タイムは21番手のアレックス・リベイロより6秒も遅かった[5]。あるイギリス人ジャーナリストは、これを見てイギリス人であることが恥ずかしいと叫んだ[5]。 P207はまた、BRMがF1世界選手権に投入した最後のマシンとなった。1978年は国内シリーズ、オーロラF1選手権にテディ・ピレットのドライブで参加し、4位1回、5位1回を記録しランキング13位となった。 BRMの最後のF1マシンはP230であった。このマシンはレースに参加することは無かった[6]。 F1における全成績(key) (太字はポールポジション、斜体はファステストラップ)
参照
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