Share to: share facebook share twitter share wa share telegram print page

 

1987年熊本県議会議員選挙

1987年熊本県会議員選挙
熊本県
1983年 ←
1987年4月12日
→ 1991年

改選数 56
選挙制度 中選挙区制
有権者数 1,333,028
選挙後の党派別勢力図

投票率 73.64% (増加 1.42%)
  第1党 第2党 第3党
 
政党 自由民主党 日本社会党 公明党
選挙前議席 45 4 3
獲得議席 36 6 3
議席増減 減少9 増加2 増減なし
得票数 538,265 76,715 36,303
得票率 55.67% 7.93% 3.75%

  第4党
 
政党 日本共産党
選挙前議席 1
獲得議席 1
議席増減 増減なし
得票数 30,705
得票率 3.18%

選挙前熊本県知事

細川護熙
自由民主党

選出熊本県知事

細川護熙
自由民主党

1987年熊本県会議員選挙(1987ねんくまもとけんかいぎいんせんきょ)は、熊本県議決機関である熊本県議会を構成する議員を全面改選するために行われる選挙で、第11回統一地方選挙の前半戦投票日である4月12日投票が行われた。

概要

熊本県議会議員の任期(4年)が満了したことによる選挙である。今回選挙は「2増2減」の定数是正後初めての選挙となり、下益城郡菊池郡でそれぞれ定数が1増やされ、球磨郡と天草下島で定数が1減らされた。

1987年2月に中曾根康弘首相は売上税法案を国会に提出しており、県議選でもこの売上税問題が議席にどう影響を与えるかが焦点となった。選挙の結果は反売上税を掲げた野党が善戦し、社会党は下益城郡で初めての議席を獲得、公明党、共産党も現職の全員当選を果たした。一方の自民党は現職7人が落選し、現有議席を9人も下回ることとなった[1]

基礎データ

  • 選挙事由:任期満了
  • 告示日:1987年4月3日
  • 投票日:1987年4月12日
  • 議員定数:56名
  • 選挙区:24選挙区
  • 候補者数:90名

選挙結果

党派別当選者数及び得票数
党派 議席数 得票
改選前 得票数 得票率
自由民主党 35 1 0 45 36 538,265 55.67%
日本社会党 3 1 2 4 6 76,715 7.93%
公明党 3 0 0 3 3 36,303.122 3.75%
日本共産党 1 0 0 1 1 30,705.875 3.18%
  無所属 1 2 7 1 10 284,915 29.47%
合計 43 4 9 54 56 966,903.997 100.00%
投票者数(投票率) 981,700 73.64%
有権者数 1,333,028 100.00%

出典:『熊本県の選挙50年の歩み』[2]

当選者

 自民党   社会党   公明党   共産党   無所属 

熊本市 本田良一 村上寅美 八木繁尚 永田健三
中島絹子 倉重剛 柴田徳義 馬場三則
三角保之 岩下栄一 八浪知行 野田将晴
今井洸 堀内常人 広瀬博美 大西靖一
八代市 池田貞俊 小早川宗一郎 中島隆利
人吉市 前田貞治
荒尾市 酒井善為 前畑淳治
水俣市 深水𠮷彦
玉名市 橋本太郎
本渡市 金子康男
山鹿市 古閑一夫
牛深市 西岡勝成
菊池市 福村三男
宇土市 鏡昭二
飽託郡 幸山繁信
宇土郡 阿曽田清
下益城郡 米原賢士 鬼海洋一 水田伸三
玉名郡 島津勇典 島田幸弘 平川和人
鹿本郡 小材学 古閑三博
菊池郡 荒木詔之 渡辺知博 舟津正光
阿蘇郡 北里達之助 山本靖 草村照
上益城郡 永田悦雄 吉本賢児 大森豊
八代郡 久保立明 高野誠一
葦北郡 山本秀久
球磨郡 松村昭 高田昭二郎
天草郡上島 小谷久爾夫 水野秀昭
天草郡下島 池田定行

脚注

参考文献

  • 熊本県議会事務局 編『熊本県議会史 第九巻』熊本県議会、2021年。 
  • 熊本県選挙管理委員会『熊本県の選挙50年の歩み』熊本県選挙管理委員会、1999年。 
Kembali kehalaman sebelumnya