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1951年熊本県議会議員選挙

1951年熊本県会議員選挙
熊本県
1947年 ←
1951年4月30日
→ 1955年

改選数 57
選挙制度 中選挙区制
有権者数 961,873
選挙後の党派別勢力図

投票率 88.55%
  第1党 第2党 第3党
 
政党 日本自由党 民主党 日本社会党
前回選挙 15 19 1
獲得議席 19 18 2
議席増減 増加4 減少1 増加1
得票数 267,519 258,969 47,347
得票率 32.32% 31.28% 5.72%

選挙前熊本県知事

桜井三郎
無所属

選出熊本県知事

桜井三郎
無所属

1951年熊本県会議員選挙(1951ねんくまもとけんかいぎいんせんきょ)は、熊本県議決機関である熊本県議会を構成する議員を全面改選するために行われる選挙で、第2回統一地方選挙の後半戦投票日である4月30日投票が行われた。

概要

定数57議席に対し立候補者数は128人となり、実に2.25倍の厳しい選挙戦となった[1]

選挙の結果は、桜井知事の選挙母体であり県政与党である民主党が前回から1議席減となり、第1党の座を自由党に明け渡すこととなった。また、現職議員で立候補した46名のうち26名が落選し、必ずしも現職有利な構図とはならなかった[2]

基礎データ

  • 選挙事由:任期満了
  • 投票日:1951年4月30日
  • 議員定数:57名
  • 選挙区:17選挙区
  • 候補者数:128名

選挙結果

党派別議席数と得票
党派 獲得議席 得票
得票数 得票率
日本自由党 19 267,519 32.32%
民主党 18 258,969 31.28%
日本社会党 2 47,347 5.72%
日本共産党 0 2,662 0.32%
  諸派 0 1,922 0.23%
  無所属 18 249,378 30.13%
総計 57 827,797 100.00%
投票者数(投票率) 851,708 88.55%
有権者数 961,873 100.0%

出典:『熊本県の選挙50年の歩み』[3]

当選した議員

 日本自由党   民主党   国民協同党   日本社会党   無所属 

熊本市 野上進 大久保勢輔 倉重末喜 藤本仁一
岡崎伊十郎 出田行雄 櫛山弘 瀬口龍之介
八代市 松岡明 松木國治
人吉市 那須正男
荒尾市 荒木若雄 橘武徳
水俣市 谷山慶輔
飽託郡 岡本篤 内田仁五郎 北村國男
宇土郡 河野喜代治 野田猛
下益城郡 九谷弘之 園田清充 西山勗
玉名郡 松本林蔵 瀬口伴次 平川千吉 上土井學而楼
野中長壽
鹿本郡 富田幸夫 境米蔵 堤吉之助
菊池郡 高木俊行 原本一利 山野豊記 菊川末吉
阿蘇郡 長野達也 井農夫男 山野萬平
上益城郡 石田正寅 下田唯彦 石原真治 島田學
八代郡 保田蕾 岩田泰雄 岩尾豊
芦北郡 荒木富雄 田中典次
球磨郡 犬童俊一 恒松良一郎 矢上昭次郎
天草郡 中野数喜 山崎勝二 西本初記 二神勇雄
中西芳夫 蓮田敬介 平岡四子男 田代由紀男

脚注

参考文献

  • 熊本県議会事務局 編『熊本県議会史 第五巻』熊本県議会、1979年。 
  • 熊本県選挙管理委員会『熊本県の選挙50年の歩み』熊本県選挙管理委員会、1999年。 
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