辻華
辻 華(つじ はな、2000年6月12日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。三段。東京都出身。 経歴小学1年生の頃、両親の影響を受けて囲碁を始める[1]。父・母ともに囲碁を打ち、アマ五段ほどの棋力だったという[1]。師匠は持たずに囲碁教室や道場で囲碁に励み、小学5年生の時に日本棋院の院生となる[1]。 その後日本棋院の棋士採用試験に挑み、2016年1-2月の女流棋士採用試験では上野愛咲美に白星を挙げたものの、序盤の2連敗が響き7勝2敗の2位(入段は8勝1敗の上野)[2]。同年10-11月の冬季棋士採用試験(男女混合)本戦では、8勝7敗で9位[3]。2017年1-2月、女流棋士採用試験で本戦6勝4敗の5位[4]、同年9-11月、冬季棋士採用試験で本戦6勝9敗の11位[5]。 2018年1-2月の女流棋士採用試験では本戦10勝1敗の成績を残したが、11戦全勝の加藤千笑に上を行かれ、ここでも入段ならず[6]。しかしながら、2019年度より新設された女流特別採用推薦棋士制度により、2017年度の院生Aクラス5か月以上在籍が採用の条件を満たし、プロ入りが決まった[7]。2019年4月1日、18歳で入段。 2020年には第32期女流名人戦でリーグ入り(0勝6敗で陥落)[8]。また、第1回博多・カマチ杯ではベスト8[9]。 2023年、第48期棋聖戦でファーストトーナメントを制し、自身初のCリーグ入り[10][11]。第40期から採用された四段階リーグ方式だが、女流棋士のCリーグ入りは6人目[11]。 人物
棋歴良績昇段履歴
脚注
外部リンク
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