糸島高校前駅
糸島高校前駅(いとしまこうこうまええき)は、福岡県糸島市伊都の杜一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑肥線の駅である。駅番号はJK07。 建設の経緯福岡県立糸島高等学校をはじめ飲食店、商業施設、福岡県糸島総合庁舎が立地しており、新駅予定地の南側では、区画整理事業によりさらなる市街地化が見込まれることから、糸島市がJR九州に設置を要望した請願駅である[2][3]。当初は「浦志新駅」(うらししんえき)の仮称であった[3]。請願駅の手法での設置のため、市が建設費を全額負担することになる[3]。総事業費は約25億円[4]。 2017年(平成29年)7月、新駅建設の促進組織である『筑肥線新駅建設促進会(会長:月形祐二・糸島市長)』が検討した結果「糸島高校前」を駅名案として決定し、JR九州へ要望書を提出した[5]。 工事開始により、2017年9月15日、新駅予定地東側の桂田踏切が廃止された[2]。 JR九州は2018年(平成30年)5月に駅名を「糸島高校前駅」に決定した[6]。 2019年(平成31年)3月16日に開業し[7]、平日のみ快速列車が停車する[7]。 歴史
駅構造相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、ホーム有効長は128メートル。駅舎は駅の南北を結ぶ自由通路と一体となった橋上駅となり、駅内には駅務室、公衆トイレ、跨線橋2か所、エレベーター2基などが設置される[2]。 JR九州サービスサポートが駅業務を行う業務委託駅で[1]、みどりの窓口(マルス)が設置されている。自動改札機を備え、SUGOCAの利用が可能である。 のりば
利用状況2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は2,377人である[9]。 JR九州及び糸島市統計白書によると、開業後の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
駅周辺
バス路線北口側に「糸島高校前駅北口」停留所、南口側に「糸島高校前駅南口」停留所があり、糸島市コミュニティバス(はまぼう号)の路線が乗り入れる。
※かつては「糸島高校前駅南口」停留所に高速バス「ブルーライナー」(森山観光バスが運行する京阪神方面への高速バス)も停車していた。 隣の駅脚注
関連項目外部リンク
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