大野町(おおのちょう)は、岐阜県揖斐郡の町。濃尾平野の西北端に位置する。
地理
北部に大谷山(356m)、滝谷山(398m)、雁又山(430m)などの山々があるが、西の揖斐川と東の根尾川の合流地域であり町域の大半は平地である[1]。
現在の大野町の名は、かつての大野郡に由来し、1897年(明治30年)に誕生した大野村が町制施行した地名である。それ以前にも大野郡には大野村という村が存在していた。1889年(明治22年)の合併で豊木村となり、昭和の大合併で大野町に合併している。現在の地名の大野町大野が、かつての大野郡大野村である。
隣接している自治体
地名
大野町は通常の地名以外に、小学校区を基本構成単位とした行政上の地域区分が行われている。
人口
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大野町と全国の年齢別人口分布(2005年)
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大野町の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 大野町 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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大野町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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15,032人
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1975年(昭和50年)
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17,173人
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1980年(昭和55年)
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19,127人
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1985年(昭和60年)
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20,342人
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1990年(平成2年)
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21,044人
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1995年(平成7年)
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22,079人
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2000年(平成12年)
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23,071人
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2005年(平成17年)
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23,788人
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2010年(平成22年)
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23,859人
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2015年(平成27年)
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23,453人
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2020年(令和2年)
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22,041人
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総務省統計局 国勢調査より
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歴史
- 1897年(明治30年)4月1日 - 揖斐郡黒野村、六里村、麻生村、相羽村、下方村が合併して大野村が発足。
- 1932年(昭和7年)10月1日 - 大野村が町制を施行して大野町が発足。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 大野町、西郡村、豊木村、富秋村が合併して改めて大野町が発足。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 鶯村を編入する。
- 1960年(昭和35年)1月1日 - 川合村を編入する。
- 1960年(昭和35年)4月1日 - 西座倉地区が神戸町に編入される(川合村時代に決定済)。
行政
町議会
- 議員定数は10人。
- 定例会は年4回(3月、6月、9月、12月)。
姉妹都市・友好都市
教育
中学校
小学校
社会教育
その他教育施設
交通
鉄道
現在の大野町に鉄道路線は通っていない。最寄り駅は本巣市にある樽見鉄道北方真桑駅である。
かつては名古屋鉄道の谷汲線と揖斐線が走っており、黒野駅は揖斐線と谷汲線の乗換駅となる主要駅だった。2001年(平成13年)には谷汲線が廃線となり、2005年(平成17年)には揖斐線も廃線となった。黒野駅跡地は黒野駅レールパークとして整備された。
バス
- 路線バス
大野バスセンター、道の駅パレットピアおおのなどから以下の路線バスが発着する。
道路
- 高速道路
- 国道
- 県道
通信
施設
名所・旧跡・観光スポット
出身人物
脚注
- ^ “3.大野町の概況”. 大野町. 2024年10月18日閲覧。
- ^ 「大野 総合町民センターが完成 12日から供用開始 音楽ホールや図書館」『中日新聞』1994年7月4日
- ^ 「大野町図書館 10月から指定管理者で運営」『中日新聞』2007年7月29日
- ^ 「国会図書館資料閲覧OK デジタル131万点 大野町図書館が県内初」『中日新聞』2015年10月2日
- ^ 「国会図書館の資料類、大野でも閲覧可能に 県内初、サービス活用」『朝日新聞』2014年5月31日
- ^ 「大野町図書館でWi-Fi開始 町営施設 初のサービス」『中日新聞』2015年10月2日
- ^ 愛・地球博記念公園への延長運転は土日祝など特定日のみ。
- ^ 岐阜県西濃地域と名古屋を結ぶ高速バス「にしみのライナー」の運行計画について 名阪近鉄バス
- ^ “稲荷遺跡”. 岐阜県庁 文化財保護センター (2017年3月23日). 2024年7月1日閲覧。
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
大野町に関連するカテゴリがあります。
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