増田紗織
増田 紗織(ますだ さおり、1997年1月7日 - )は、朝日放送テレビ(ABCテレビ)のアナウンサー。 来歴出身地は東京都ながら、実父の仕事の関係で、5歳から9歳までアメリカ合衆国・ニューヨークで生活していた帰国子女[2][3]。このような経歴から、名前の「さおり」(紗織)にちなんで「サリー」という愛称が付けられている。 学生時代東洋英和幼稚園を経て渡米。日本への帰国後に、東洋英和女学院小学部へ編入した。 東洋英和女学院中学部・高等部[4]への在学中は、6年間を通じてダンス部で活動していた。慶應義塾大学法学部政治学科[1]への進学後も、学内のダンスサークルに所属[2][5]。その一方で、幼少期からのテレビ好きが高じて、テレビ局への就職を目指した[2][3][5]。アナウンサーを志したのは就職活動の最中[2][6]で、朝日放送テレビアナウンサー試験の最終面接前に、テレビ朝日アスクへ3日間通っただけという[3]。 朝日放送テレビへの入社後2019年4月1日付で、アナウンサーとして入社。同年に採用された唯一のアナウンサーで、旧朝日放送からテレビ放送・アナウンサー管理などの部門を承継した朝日放送テレビによる女性アナウンサーの採用は、2018年4月1日の発足後初めてであった。 入社後は、加藤明子が研修を統括[7]。研修期間終了後の2019年6月26日に、『おはよう朝日です』(朝日放送テレビ)と『おはようパーソナリティ道上洋三です』(朝日放送ラジオ)への出演を経て、『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』内のラジオニュース(10時台の『ABCニュース』)で本格的な番組デビューを果たした[3]。ただし実際には、同年6月24日から、朝日放送テレビで『サリーの6おん!』(番組宣伝を兼ねた事前収録方式の冠番組)がレギュラーで放送されている。朝日放送テレビに新卒扱いで採用されたアナウンサーが、研修中に冠番組やレギュラー番組を担当する事例は、旧朝日放送の開局直後を除けば増田が初めてである[2][5]。 2019年8月6日の第101回全国高等学校野球選手権大会テレビ中継(朝日放送テレビ・BS朝日・スカイAで放送)で、「燃えよ!ねったまアルプス」(阪神甲子園球場アルプススタンドからの生中継)リポーターとして全国放送に初登場。2019年11月29日からは、松尾依里佳の降板(2018年1月19日放送分)以降空席になっていた『探偵!ナイトスクープ』の「秘書」(アシスタント)に、朝日放送→朝日放送テレビのアナウンサーから初めて起用されている[8]。 朝日放送ラジオでは、2019年10月6日から『SALLY'S COFFEE』(サリーズコーヒー)という冠番組を担当。2021年2月2日からは、増田英彦(ますだおかだ)がパーソナリティを務める『よなよな…』火曜日のパートナーを塚本麻里衣(先輩アナウンサー)から引き継いだことによって、(同姓ながら親族ではない)「ますだますだ」コンビでのレギュラー出演が初めて実現している。『よなよな…』自体は同年の9月第4週で終了したが、翌週(9月30日)から後継番組として編成されている『ABCミュージックパラダイス』(平日の深夜で21年3ヶ月振りに復活した生放送の音楽番組)でも、木曜日のパーソナリティに起用されている(2023年9月28日番組卒業)。 人物趣味はゴルフとスイーツの食べ歩き[3][5]。 特技は英会話[5]。ゴルフについては、ニューヨークでの小学生時代から習っており、ベストスコアは89。また、右手だけでパターを持ちながら、パットを決めることができる。その一方で、中学・高校時代に上下関係や練習の厳しいダンス部で活動していたため、「(ダンス部で活動していた6年間で)簡単に折れない心が身に付いた」と語っている[7]。 2024年パリオリンピックのフェンシング女子フルーレ団体で銅メダルを獲得した宮脇花綸とは小学校・中学校・大学が同じで、オリンピック開幕直前には実際に取材を行っていた[10]。 アクシデント2023年7月11日、和歌山県田辺市で『おはよう朝日 土曜日です』のマリンアクティビティーの体験取材中、同行した小椋寛子(エレクトーン奏者)と共に突風に煽られて高さ約2メートルの地点から海面に落下し、病院に救急搬送された[11][12]。増田は一時意識不明となり[13]右骨盤、左膝、右肩の打撲、右頬骨打撲傷皮下出血、小椋は右側腹筋挫傷、右大腿部皮下血種の診断を受けたが入院はせず、同日中に帰宅した[12]。14日、仕事復帰を報告[14]。 出演現在テレビ番組
ラジオ番組
2020年1月からは、1週間以内に放送済みの自社制作番組から、radikoタイムフリー聴取サービスでの音源再生をお勧めしたいシーンを紹介するインフォマーシャル(スポットCM枠で随時放送)のナビゲーターも務めている。 CM過去テレビ
ラジオ
脚注注釈
出典
外部リンク
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