垂水駅
垂水駅(たるみえき)は、兵庫県神戸市垂水区神田町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である[1]。駅番号はJR-A70。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。山陽電気鉄道の山陽垂水駅が隣接しており、乗り換えが可能となっている[1]。 歴史
駅構造直営駅であり高架駅[1]。アーバンネットワークエリアに属し、ICOCA及び提携ICカードの利用が可能である。 列車線にホームが設けられず、電車線のみ島式1面2線のホームがある。ホームは20m級の車両で12両編成に対応している。分岐器や絶対信号機を持たないため停留所に分類される。普通と電車線経由の快速が停車する。なお、夜に運転される電車線経由の新快速は通過する。 東口と西口があり、西口にはエレベーターが設置されている。2005年3月17日のプリコ垂水(開業当時の名称はビエント垂水)の開業に伴いプリコ垂水口も新設された。 2011年(平成23年)2月9日に、ホーム上の電光掲示板が高彩度の物に交換された。また、安全対策として車掌がホームの安全確認をするためのモニターの交換および設置角度の変更がされている。 のりば
ダイヤ日中時間帯は1時間に8本(快速・普通が4本ずつ)が停車する。朝夕は本数が多くなる。なお、三ノ宮・大阪方面の朝時間帯は普通のみの設定となっている。
利用状況「兵庫県統計書[11]」によると、2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は26,864人で、これはJR西日本の駅では第28位であり、神戸市内の駅では三ノ宮駅・神戸駅・住吉駅・元町駅に次いで5番目である[12]。 また、新快速通過駅としては茨木駅・住吉駅・元町駅に次いで4番目である。 「神戸市統計書」(神戸市企画調整局総合計画課・編)および「兵庫県統計書[11]」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
駅周辺駅周辺は垂水区役所や区を代表する図書館垂水図書館が位置するレバンテ垂水がある。特に駅北側には賑やかな商店街が広がる。 駅南側に海神社が隣接[1]。その南は国道2号を隔てて海があり、海岸には垂水漁港(神戸港)・マリンピア神戸(三井アウトレットパーク マリンピア神戸)がある。駅近くのバス停は三井アウトレットパーク マリンピア神戸へ、向かう無料シャトルバスが毎日運行中(事情によっては運行停止をしている可能性あり)、毎日バス停に10人程度の人が並んでいるのが分かる。駅の東西両面から垂水区北部の住宅地に向かう道路がのび、このうち東側を「長坂垂水線(県道488号線)」・西側を「商大筋」という。商大筋という名称は、かつて沿線に存在した神戸商科大学(現兵庫県立大学)にちなんだものであり、1990年(平成2年)の移転後もこの名前で呼ばれる。 北側に山陽垂水駅(山陽電気鉄道本線)が隣接。高架下にはショッピングモールがある。 駅前再開発駅北側の商店街付近の道路が狭い、東口側バス停が駅から離れ分かりにくい、などの問題を解消するため、1990年代から再開発が行なわれた。再開発により東口側に「レバンテ垂水(1 - 3番館)」、西口側に「ウエステ垂水」の再開発ビルが建設。 また、垂水駅東西地区の再開発事業に遅れをとっていた垂水駅前中央地区は具体的な再開発計画案を東地区が神戸市に提出した[13][14]ものの、東地区単独での再開発案は議会にあげられることもなく、再び西・南地区と共同で再開発案を練り直すことが決定された。※計画では地上33階建ての超高層ビルを建設し、住宅210戸と商業施設を併設する予定であった。 ウエステ垂水西口を再開発した複合商業施設[1]。主要テナントは以下の通り。
レバンテ垂水東口を再開発した複合商業施設[1]。主要テナントは以下の通り。
駅構内
商業施設過去に存在した商業施設公的機関
教育
金融機関文化道路バス路線各路線の詳細は各バス事業者の記事を参照。
隣の駅脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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