南元宿
南元宿(みなみもとじゅく)は、埼玉県さいたま市桜区の町丁および大字。現行行政地名は南元宿一丁目、南元宿二丁目および大字南元宿。町丁は住居表示実施地区[4]。郵便番号は338-0831[2]。 地理さいたま市桜区東部の沖積平野に位置する。東側から南側にかけて西堀、西側を町谷、北側を中島と接する。南与野駅からも近く、工場等が混在する住宅地域である[5][6]。地区内には旧入間川の流路跡があり、現在も小さな排水路などが残る。荒川の堤外地(河川敷)にある飛地は大字南元宿として残り、ゴルフ場などとして利用されている。飛地以外の全域が市街化区域である[7]。北部の境界付近では4車線の都市計画道路道場三室線の建設が進み、2024年(令和6年)3月13日に暫定2車線で開通した[8]。 地価住宅地の地価は、2005年(平成17年)1月1日の公示地価によれば南元宿2-9-3の地点で19万7000円/m2となっている[5]。 歴史もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡与野領に属する本宿村であった[9]。本宿村は元宿村とも書かれた。村高は「武蔵田園簿」では121石(田86石、畑34石)、「元禄郷帳」では125石、「天保郷帳」では137石。助郷は中山道浦和宿に出役していた。村の規模は東西2町南北1町であった[9][10]。
世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は、以下のとおりである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[16]。
交通地内に鉄道路線は通っていない。最寄り駅は地点によって異なり、東日本旅客鉄道(JR東日本)埼京線の中浦和駅、同南与野駅、同武蔵野線の西浦和駅のいずれかである。南与野駅は、南元宿2-9-3の地点から約900 mの位置にある[5]。 道路
施設浦和市消防本部西部出張所(後の浦和市西消防署からさいたま市浦和西消防署、現桜消防署)が地内に設置されていた[6]。
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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