前田利章
前田 利章(まえだ としあきら)は、江戸時代中期の大名。加賀大聖寺藩の第4代藩主。 生涯元禄4年(1691年)3月16日、加賀藩主・前田綱紀の五男として金沢で生まれる。大聖寺藩の第3代藩主で大叔父にあたる利直の養子となり、宝永7年(1710年)に利直が死去したため、翌年1月29日に跡を継いだ。しかし、実父の諫言も聞かずに放蕩三昧な生活を繰り返して藩財政を悪化させ、さらには凶作が原因で正徳2年(1712年)に百姓一揆が起こり、享保17年(1732年)には幕命による江戸城改修工事による出費でさらに藩財政を悪化させた。 元文2年(1737年)9月6日に大聖寺で死去した。享年47。跡を長男の利道が継いだ。 系譜父母 側室
子女
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