『信子とおばあちゃん』(のぶことおばあちゃん)は、1969年(昭和44年)4月7日から1970年(昭和45年)4月4日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第9作である[2]。全309回[3]。
解説
獅子文六のベストセラー小説「信子」「おばあさん」を基に、井手俊郎が脚本を担当した。佐賀娘・信子が、おばあちゃんや周囲の人たちの励ましの中、強く生きていく姿を描く。「信子」「おばあさん」はそれぞれ主婦の友社などで刊行されていたが、当ドラマ化にあわせて「信子・おばあさん」として刊行された。
映像を収録した全話のマスターテープは他の番組制作に使い回されて、映像がまったく残っていない[3]。
放送期間平均視聴率は37.8%、最高平均視聴率は46.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)[4]。
昭和天皇のお気に入り作品として話題になった[5]。
キャスト
- 小宮山信子
- 演 - 大谷直子
- ヒロイン
- 小宮山佳年(かね)
- 演 - 毛利菊枝
- 信子のおばあちゃん
- 小宮山健一
- 演 - 北沢彪
- 信子の父
- 小宮山邦子
- 演 - 加藤道子
- 信子の母
- 徳田米子
- 演 - 藤間紫
- 信子のおば
- 徳田勝
- 演 - 渡辺篤史
- 米子の息子
- 欣二
- 演 - 根上淳
- 信子のおじ
- 滝子
- 演 - 丹阿弥谷津子
- 欣二の妻
- 谷口一彦
- 演 - 下條アトム
- 信子の友人
- 笹崎真
- 演 - 田村亮
- 信子の友人
- 高橋久子
- 演 - 二木てるみ
- 信子の友人
- その他
- 演 - 高峰三枝子、河野秋武、松原マモル、佐藤英夫、沢村貞子、久保菜穂子、伊藤孝雄、川口恒、中尾彬、前田吟、ミヤコ蝶々、桜田千枝子、菊容子
スタッフ
脚注
関連項目
- 信子 (映画) - 小説『信子』の映画化作品(1940年)。
- 資生堂青春アワー - 日本テレビ系列のテレビドラマ枠。第1作『信子』(1964年)が同原作。
外部リンク
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「*」…NHK大阪放送局制作。「☆」…放送期間1年間(他は半年)。
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