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佐々木英世

佐々木 英世(ささき ひでよ、1940年2月12日[1] - )は日本映画音響効果技師、有限会社東洋音響代表取締役北海道根室市曙町出身。所属団体は日本映画・テレビ録音協会

経歴

1959年目黒高等無線専門学校通信別科を卒業と同時に[要出典]日活撮影所に音響効果技師として入社[2]1974年東洋音響効果グループに参加し[3]1988年帆苅幸雄らと共に東洋音響を設立[2]

映画『ゴジラvsモスラ』から東宝特撮映画の音響効果を担当[2]ゴジラを始めとする怪獣の鳴き声や足音などの効果音を手掛けた[2]。既存の怪獣は過去のものを加工して用いることが多いが、新規怪獣は新たに制作している[2]。『ゴジラvsメカゴジラ』のベビーゴジラの鳴き声や『サンダカン八番娼館 望郷』での牛の断末魔などでは、自身の声を加工して用いている[2]

代表作

映画

公開年月日 作品名 制作(配給) 役職
1970年 8月12日 スパルタ教育 くたばれ親父[2] 日活
ダイニチ映配
音響効果
8月14日 戦争と人間 第1部 運命の序曲[2]
11月22日 野良猫ロック マシン・アニマル[2]
1971年 2月13日 修羅 松本プロ
日本ATG
1982年 10月9日 この子の七つのお祝いに 松竹
角川春樹事務所
1984年 3月17日 さよならジュピター 東宝映画
イオ
東宝
1986年 9月20日 鹿鳴館 MARUGEN-FILM
東宝映像
(東宝)
1987年 11月21日 ゴキブリたちの黄昏 ティー・ワイ・オー
キティフィルム
ヘラルド・エース
12月12日 あぶない刑事 東映
日本テレビ
(東映)
12月19日 「さよなら」の女たち 東宝映画
(東宝)
1988年 10月8日 パンダ物語 学習研究社
田中プロモーション
四季会
パンダスタンプ
IMAGICA
(東宝)
1989年 4月15日 YAWARA! 東宝映画
MYCAL
(東宝)
11月11日 どついたるねん[2] 荒戸源次郎事務所
(ムービーギャング)
1990年 1月20日 Mr.レディー・夜明けのシンデレラ 日映
(東宝)
10月20日 カンバック ガッツエンタープライズ
(松竹)
12月15日 山田ババアに花束を フィルムフェイス
トレジャ・アイランド
(東宝)
1991年 5月11日 妖怪ハンター ヒルコ セディック
(東宝)
1992年 1月15日 シコふんじゃった[2] 大映
キャビン
(東宝)
3月7日 喜多郎の十五少女漂流記 アミューズ
TBS
松竹
4月18日 奇跡の山 さよなら、名犬平治 TBS
NTTアド
東宝映画
(東宝)
6月6日 ぼく東綺譚[2] 近代映画協会
東宝
日本アート・シアター・ギルド
12月12日 ゴジラvsモスラ[1] 東宝映画
(東宝)
1993年 5月29日 夢の女[2] 松竹
テレビ朝日
朝日新聞
大王製紙
駒井アンシェート
赤池産業
セディック
12月11日 ゴジラvsメカゴジラ[2] 東宝映画
(東宝)
1994年 7月9日 ヤマトタケル 東宝映画
(東宝)
12月10日 ゴジラvsスペースゴジラ 東宝映画
(東宝)
1995年 4月22日 白い馬 ホネ・フィルム
シネセゾン
9月2日 さよならニッポン! 南の島の独立宣言 ぶんか社
MITグループ
GAGA
(シネセゾン)
12月9日 ゴジラvsデストロイア 東宝映画
(東宝)
幻の光 テレビマンユニオン
シネカノン
1996年 3月2日 シベリア超特急 ウイズダム
8月3日 ビリケン イメージファクトリー・アイエム
テレビ東京
シネカノン
12月14日 モスラ 東宝映画
(東宝)
1997年 6月7日 誘拐 東宝映画
(東宝)
12月20日 北京原人 Who are you? 東映
テレビ朝日
バンダイ
東北新社
1998年 5月30日 秘祭 新城卓事務所
6月6日 絆 -きずな- 東宝映画
(東宝)
6月27日 愚か者 傷だらけの天使 吉本興業
丸紅
(東京テアトル)
(CAMARADE)
12月12日 モスラ3 キングギドラ来襲 東宝映画
(東宝)
1999年 12月11日 ゴジラ2000 ミレニアム
2000年 1月22日 ISOLA 多重人格少女 角川書店
IMAGICA
住友商事
日販
東宝
アスミック・エース エンタテインメント
6月10日 クロスファイア TBS
東宝映画
(東宝)
千里眼 小学館
小学館プロダクション
タイムズイン
(東映)
12月16日 ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 東宝映画
(東宝)
2001年 1月13日 シベリア超特急2 水野晴郎事務所
(アルゴピクチャーズ)
12月15日 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 東宝映画
(東宝)
サウンドエフェクトデザイン
2002年 3月23日 ミスター・ルーキー 角川書店
ABC
衛星劇場
電通大阪
江崎グリコ
IMAGICA
デサント
SONY
(東宝)
4月27日 なごり雪 ピーエスシー
TOSエンタープライズ
大映
6月15日 陽はまた昇る 東映
東映ビデオ
JVCピクチャーズ
シチエ
加賀電子
日販
12月14日 ゴジラ×メカゴジラ 東宝映画
(東宝)
サウンドエフェクトデザイン
2003年 1月2日 シベリア超特急3 水野晴郎事務所
IMAGICA
(M&T PICTURES)
9月13日 ロボコン 小学館
NHK
TOKYO FM
日販
NHKエンタープライズ21
ゼネラル・エンタテイメント
東宝映画高等専門学校協会連合会
(東宝)
12月13日 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 東宝映画
(東宝)
サウンドエフェクトデザイン
12月20日 いつかA列車に乗って アマドミオ
創映新社
東映東京撮影所
(シネマクロッキオ)
2004年 1月10日 半落ち TBS
住友商事
東京都ASA連合
東映東京撮影所
(東映)
2月7日 ふくろう 近代映画協会
シネマ・クロッキオ
11月13日 ニワトリはハダシだ シマフィルム
ビーワールド
衛星劇場
(ザナドゥー)
12月4日 ゴジラ FINAL WARS[1] 東宝映画
(東宝)
サウンドエフェクトデザイン
2005年 2月11日 シベリア超特急5 水野晴郎事務所
(T&M PICTURES)
8月27日 容疑者 室井慎次 フジテレビ
スカパー!WT
東宝
ROBOT
2007年 12月8日 マリと子犬の物語 小学館
日テレ
ytv
札幌テレビ
ミヤギテレビ
テレビ新潟
静岡第一テレビ
中京テレビ
広島テレビ
福岡放送
読売新聞
アミューズソフトエンタテインメント
ホリプロ
東宝映画
(東宝)
2008年 5月1日 相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン 小学館
テレビ朝日
朝日放送
メ〜テレ
トライサム
アミューズ
東映東京撮影所
東映テレビ・プロダクション
(東映)

アトラクション

期間 テーマパーク 提供 アトラクション 製作会社 役職
1994年3月18日 1998年7月1日 サンリオピューロランド 安田火災海上保険 夢のタイムマシン・怪獣プラネットゴジラ 音響効果

受賞歴

受賞年 受賞名
1996年(平成8年) 第19回日本アカデミー賞特殊技術賞[4]

脚注

  1. ^ a b c 野村宏平、冬門稔弐「2月12日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、47頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 東宝SF特撮映画シリーズ8 1993, pp. 126–128, 聞き手 井上誠「MONSTER MAKES 佐々木英世」
  3. ^ 第9回文化庁映画週間 報道資料”. 第9回文化庁映画週間. 2023年1月22日閲覧。
  4. ^ 第19回日本アカデミー賞結果発表

参考文献

外部リンク

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