下立駅(おりたてえき)は、富山県黒部市宇奈月町下立にある富山地方鉄道本線の駅である。駅番号はT37。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。無人駅である。
利用状況
「統計黒部」[4]によると、2019年度の一日平均乗降人員は89人であった。なお、2003年度以降の乗降人員は以下の通りである。
年度 |
一日平均 乗降人員
|
2003年 |
93
|
2004年 |
91
|
2005年 |
94
|
2006年 |
90
|
2007年 |
88
|
2008年 |
88
|
2009年 |
87
|
2010年 |
89
|
2011年 |
89
|
2012年 |
91
|
2013年 |
93
|
2014年 |
87
|
2015年 |
93
|
2016年 |
89
|
2017年 |
93
|
2018年 |
93
|
2019年 |
89
|
2020年
|
73
|
2021年
|
66
|
2022年
|
74
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駅周辺
その他
- 駅のある下立地区では、古くからえびす講が行われている。毎年11月20日の夕方には「沢山金を儲けたえびす様が電車に乗って帰ってくる」という設定になっており、家々から提灯を掲げて下立駅で神様を出迎える行事が行われていた[5]。
- ホームのレンガ部分が黒部鉄道当時の物でその後、富山電気鉄道と接続統合後に嵩上げされた。階段部分は後に拡幅され、ホームが延長された箇所もある。
隣の駅
- 富山地方鉄道
- ■本線
- ■アルペン特急・■特急
- 通過
- ■急行(上りのみ運転)・■普通
- 下立口駅(T36) - 下立駅(T37) - 愛本駅(T38)
脚注
- ^ a b c d 黒部市歴史民俗資料館 第5回特別展 黒部の鉄道史
- ^ 和久田康雄『私鉄史ハンドブック』(電気車研究会、1993年)p.90によると1923年の下立 - 桃原(現在の宇奈月温泉)間の開業時の距離は4マイル24チェーン≒6.92kmで、当時の下立駅は現在の下立駅とほぼ同位置
- ^ a b 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越』新潮社、2008年、p.37
- ^ “黒部市の統計書「統計黒部」”. 黒部市. 2024年8月30日閲覧。
- ^ 宇奈月町史編纂委員会編「宇奈月町史」p867 宇奈月町 1969年
関連項目
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下立駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク