レインボー・リール東京 (Rainbow Reel Tokyo) は、東京で開催されるセクシュアル・マイノリティに関する国際映画祭。毎年7月に青山のスパイラルホールなどで開かれる。かつての名称は東京国際レズビアン&ゲイ・フィルム&ビデオ・フェスティバル(1992年 - 1997年)、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(1998年 - 2015年、Tokyo International Lesbian & Gay Film Festival)[2]。
沿革
1991年10月、ILGA日本代表の南定四郎が「芸術表現を通じて社会におけるゲイの認知を促す」ことを目的として、「ゲイアートプロジェクト」を立ち上げ、映画祭を開くことを企画した。ILGA日本に加盟する団体として運営委員会が発足[3][4]。1992年3月6日から8日にかけて第1回「東京国際レズビアン・ゲイ・フィルム&ビデオ・フェスティバル」が中野サンプラザの研修室で開催された。上映された作品は計23本だった[5]。
その後、吉祥寺を経て、現在では港区青山や新宿区で開かれている。映画祭に付随して様々なイベントも開かれる。1998年からは「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」に名称が変わった。
2004年、2005年の映画祭では、文化庁からの後援を受けた。
15回目の2006年にはウィメンズプラザとスパイラルホールにて開催された。2008年と2009年にはスパイラルホールに加え新宿バルト9でも上映された。その後は青山の会場のみで開催されていたが、2014年の第23回には渋谷のユーロスペース、翌2015年以降はシネマート新宿がスパイラルホールに加え会場となっている。開催時期は1999年以降は7月だったが、2011年と12年は東日本大震災の影響で秋開催となった。
2015年7月10日、「NPO法人レインボー・リール東京」が設立された[1]。翌2016年、映画祭の開催名称も「第25回レインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜」に改められた[6][7]。
プログラム
1992年(第1回)
第1回東京国際レズビアン・ゲイ・フィルム&ビデオ・フェスティバル会場 |
中野サンプラザ6階研修室 |
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主催者 |
ゲイ・アート・プロジェクト |
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上映作品数 |
23 |
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期間 |
1992年3月6〜8日 |
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[8]
1993年(第2回)
第2回東京国際レズビアン・ゲイ フィルム&ビデオ フェスティバル[2]会場 |
吉祥寺バウスシアター |
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主催者 |
ゲイ・アート・プロジェクト |
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上映作品数 |
40 |
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期間 |
1993年3月6〜13日 |
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[8]
1994年(第3回)
第3回東京国際レズビアン&ゲイ・フィルム&ビデオ・フェスティバル[2]会場 |
吉祥寺バウスシアター |
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上映作品数 |
27 |
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期間 |
1994年3月18〜21日 |
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[8]
1995年(第4回)
第4回東京国際レズビアン&ゲイ・フィルム&ビデオ・フェスティバル[2]会場 |
吉祥寺バウスシアター |
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上映作品数 |
27 |
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期間 |
1995年5月26〜28日 |
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[8]
1996年(第5回)
[8]
1997年(第6回)
[8]
1998年(第7回)
[8]
1999年(第8回)
[8]
2000年(第9回)
[8]
2001年(第10回)
[8]
2002年(第11回)
[8]
2003年(第12回)
[8]
2004年(第13回)
[12]
2005年(第14回)
[14]
2006年(第15回)
[17]
2007年(第16回)
[19]
2008年(第17回)
[21]
2009年(第18回)
[23]
2010年(第19回)
[26]
2011年(第20回)
[28]
2012年(第21回)
[31]
2013年(第22回)
[33]
2014年(第23回)
[37]
2015年(第24回)
[40]
2016年(第25回)
[6]
2017年(第26回)
[41]
2018年(第27回)
[42]
2019年(第28回)
[43]
2021年(第29回)
[44]
2022年(第30回)
[45]
2023年(第31回)
[46]
脚注
関連項目
外部リンク