ルイス・アドリアーノ・デ・ソウザ・ダ・シルバ
ルイス・アドリアーノこと、ルイス・アドリアーノ・デ・ソウザ・ダ・シルバ(Luiz Adriano de Souza da Silva、1987年4月12日 - )は、ブラジル・リオグランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ出身のサッカー選手。SCインテルナシオナル所属。元ブラジル代表。ポジションはフォワード。 経歴クラブSCインテルナシオナル時代は、19歳でFIFAクラブワールドカップ2006に出場、対アル・アハリ戦では得点を上げるなどの結果を残している[1]。2007年7月、カナダで行われたFIFA U-20ワールドカップにも招集され、2007年ウクライナのFCシャフタール・ドネツクに移籍。2009年にはレギュラーとしてUEFAカップ優勝に貢献した。2011年2月26日、UEFAチャンピオンズリーグ 2010-11のASローマ戦でゴールを記録した。 2012年11月20日、UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13のFCノアシェラン戦ではハットトリックを達成するも、0-1からの同点ゴールは自陣で行われたドロップボールからウィリアンが敵陣のゴールキーパーへ蹴りだしたボールをマイボールにしキーパーをかわしてゴールした為、世界中の物議を醸した。ノアシェランは猛抗議したものの得点は認められ、直後のキックオフからのプレーでのプレゼントゴールも、タラス・ステパネンコが相手ボールをカットしたため行われなかった[2]。アドリアーノはこのプレーに関して「本能的なものであった」とのコメントをしている[3]。5-2で勝利しシャフタールはグループリーグ突破を決めたものの、試合後にはミルチェア・ルチェスク監督が謝罪することとなった。11月27日、このプレーが行動規範の侵害にあたるとされ、UEFA規律委員会から1試合の出場停止処分および1日の社会奉仕活動命令を科された[4]。 2014年10月21日、UEFAチャンピオンズリーグ 2014-15のFC BATEボリソフ戦で大会史上最多タイ記録となる1試合5得点を記録[5]。11月5日のBATE戦では再びハットトリックを達成して大会9点目をマークし、クリスティアーノ・ロナウドの持つ大会グループリーグ最多得点記録に並んだ。 2015年6月24日、UAEのアル・アハリ・ドバイとクラブ間で合意に達したと発表した[6]。しかし、メディカルチェックと正式契約を行う直前に入団を拒否し[7]、中東行きは白紙に戻った。その後、イタリアのACミランへの移籍が決定した[8]。契約は2020年6月30日まで。移籍金は600万ユーロ(約8億2000万円)だと、イギリスメディア『フットボール・イタリア』が報じた。背番号は9番。 2016年1月、中国サッカー・スーパーリーグの江蘇蘇寧への移籍が確実視されて、香港に到着していた。正式に契約を結ぶと思われていたが、江蘇蘇寧との移籍交渉が土壇場で破綻した。理由は「給料の保証」がなかったと明かしている[9][10]。 2017年1月、FCスパルタク・モスクワに移籍した[11]。 2019年7月30日、SEパルメイラスに移籍した[12]。契約期間は4年間。 2022年2月4日、アンタルヤスポルに完全移籍することが発表された[13]。 2023年2月22日、SCインテルナシオナルに移籍した[14]。 代表2014年10月23日、国際親善試合のトルコ代表戦とオーストリア代表戦に出場するA代表に初選出された[15]。 個人成績
タイトルクラブ
代表
脚注
外部リンク |