ヤングマガジンアッパーズ
『ヤングマガジンアッパーズ』は、講談社がかつて発行していた漫画雑誌。 概要1998年4月1日創刊。2004年21号(10月19日発売)をもって休刊となった。発売日は、創刊時点の段階では毎月第1第3水曜日、休刊時点の段階では毎月第1第3火曜日。 1980年創刊の『週刊ヤングマガジン』の姉妹誌にあたる。母体となる『週刊ヤングマガジン』には、1986年から1988年頃にかけてヤングマガジン系増刊号が多数発行されたが、『ヤングマガジンアッパーズ』の創刊により定期刊行の派生誌としてはほぼ一本化された。 創刊時のイメージキャラクターに松本恵(現:松本莉緒)を起用。大型広告やプレゼントキャンペーンが行われた。発行後期は下降気味だったものの、公称発行部数は安定していた。 休刊の理由については、当時の『週刊少年マガジン』編集長である工富保は「現状維持より他が良くなることを選んだ」と語った[1]。 グラビアがある漫画雑誌としては珍しく、グラビアに「Uppers' Uppercuts!!」とコーナー名が設けられていた。 連載作品一覧
映像化作品実写化
アニメ化
歴代編集長
発行部数
アッパーズKCアッパーズKCは『ヤングマガジンアッパーズ』に掲載された作品を主に収録する漫画単行本レーベル。 ロゴタイプは上向き矢印の中に三段組みで「アッパーズ」「UP's」「KC」の文字が書かれたものが背表紙上部で使われた。その下にコード番号が書かれた。 1998年11月9日創刊。アッパーズ休刊に伴って新規発行停止。初回配本は、『鋼-HAGANE-』(神崎将臣)、『まんちょくスナイパーとどめ』(片山まさゆき)、『恋人プレイ』(玉置勉強)、『水の中の月』(土田世紀)、『さんぴんぶれいく』(史村翔・山本隆一郎)の5点となる。 アッパーズKCDXは、アッパーズKCの特装版。他のKCDXが掲載誌関係無くコード番号を割り振られるのに対し、これには独自のコード番号が用意されている。 創刊は1998年12月7日。初回配本は、『援助交際撲滅運動』(山本英夫・こしばてつや)の1点となる。 主催賞「UPPERS勝新人漫画賞(アッパーズ新人漫画賞)」の名称で新人賞を開催。 主な受賞者は以下の通り。 有害図書指定鳥取県は県青少年健全育成条例に基づき、2004年17号を青少年に有害な図書類に指定している[9]。 脚注 |