ブザウ県
ブザウ県(ブザウけん、Judeţul Buzău)は、ルーマニアのワラキア(ムンテニア)地方の県。県都はブザウ。 人口は404,979人(2021年国勢調査)。民族構成はルーマニア人が346,825人、ロマ人が17,747人など[1]。 地理東はブライラ県、西はブラショフ県とプラホヴァ県、北はコヴァスナ県とヴランチャ県、南はヤロミツァ県に接する。 県の北は東カルパティア山脈の南端にあたり、1700m以上の山地である。南と東に向かって標高が低くなり、バラガン平野が広がる。主要な河川はブザウ川で、東に向かって流れシレト川に注ぐ。ブザウ川には多くの小さな支流があり、洪水の多い地域である。 県北部の山岳地帯に泥火山、砂岩のコンクリーション、岩塩ドームなどの地形が多いため、2022年にこれらの地域が「ブザウの土地ジオパーク」(Geoparcul „Ținutul Buzăului”)としてユネスコ世界ジオパークに指定されている[2][3][4]。 経済主要な産業は、機械(鉄道、自動車)部品、金属部品、ガラス、食品、繊維、木材。丘陵地帯はワインや果実の栽培に適している。 行政区画県は2つの都市、3つの町、82の基礎自治体からなる。 主な都市註
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