クルジュ県
クルジュ県(クルジュけん、Județul Cluj)は、ルーマニアのトランシルヴァニア地方にある県(ジュデツ)。県都は、クルジュ=ナポカ。 第一次世界大戦前のハンガリー時代において、コロジュ (Kolozs) とソルノク・ドボカ (Szolnok-Doboka) と呼ばれていた2つの行政区域を併せた領域に、ほぼ相当する。 2021年の国勢調査によると、人口は679,141人。民族構成はルーマニア人が488,212人、マジャル人が78,455人、ロマ人が17,802人など[1]。 地理東はビストリツァ=ナサウド県とムレシュ県、西はビホル県、北はマラムレシュ県とサラージュ県、南はアルバ県に接する。 面積の3分の1は山地で、県の南西部はアプセニ山地に属し標高1800mに達する。北部はトランシルヴァニア平野で丘陵と谷が連なる。 経済ルーマニアで経済がもっとも発展している地域の一つで、外国からの投資が多い。クルジュ=ナポカはIT産業や金融の中心である。そのほかの産業には、機械部品、木材加工、ガラス、製薬・化粧品、食品、繊維がある。鉱業や天然ガスの生産もある。 観光
行政区画県は5つの都市、1つの町、74の基礎自治体からなる。 主な都市脚注
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