サンマート (岐阜県)
サンマートは、愛知県小牧市に本社を置くスーパーマーケット運営企業である株式会社サンショップ(「三河屋」の系列企業)が運営する店舗の屋号である。店舗はいずれも岐阜県土岐市に所在する。 本項目では、2019年途中までサンマートを運営していた企業である、株式会社主婦の店土岐店(しゅふのみせときてん)についても説明する。 歴史・概要土岐市専門店を母体として[3]1958年(昭和33年)10月に岐阜県土岐市で「株式会社主婦の店土岐店」を設立し[4]、初代社長には岡田仁一が就任して[5][注 1]、同年12月にスーパーマーケットを開いたのが始まりである[3]。 1969年(昭和44年)2月20日に駅前店を開店して[6]チェーン展開を始め[7]、1972年(昭和47年)5月26日に本店を移転・増床し[8]、同年には配送センターとミートセンターを開設した[7]。 1973年(昭和48年)7月に定林寺店を開店して、1978年(昭和53年)3月にサンマート店を開店し、同年6月にはフレンド店を開店した[7]。 1980年(昭和55年)10月にフレンド店を閉店し、1981年(昭和56年)4月にサンマート陶栄店を開店した[7]。 1979年(昭和54年)4月にCGC東海が発足した際には、主婦の店グループの一員として加盟していた[9]。 グループ企業を通じ、外食事業、重度心身障害者施設運営も行っていた。[要出典] 2019年(平成31年)に運営会社が主婦の店土岐店から株式会社サンショップに移行され[注 2]、三河屋グループによる運営となった[注 3]。なおこれにより主婦の店土岐店はスーパーマーケット事業から撤退し不動産業へ転換した[10]。 2019年(令和元年)7月15日から同年11月15日までに「主婦の店土岐店商品券」の払い戻しを行った[広報 4]。 2020年(令和2年)7月1日に事業を停止し、同年9月9日に負債約14億8300万円を抱えて岐阜地方裁判所多治見支部から破産手続開始決定を受けた[1]。 三河屋グループへの譲渡後も「サンマート」の屋号は維持されている[広報 5]。 サンマート事業本部並びにサンマート本店の建物、主婦の店土岐店が所有していたサンハイツの建物は岐阜地方裁判所多治見支部で不動産競売に掛けられることになった。主婦の店土岐店の破産管財人・サンショップ・三河屋の3者が岐阜地方裁判所多治見支部に対して行った陳述によれば、サンマート本店の建物は変電設備の老朽化が著しく変電設備にPCBが使用されており、変電設備の改修費用やPCB処理費用だけでも1800万円以上が必要であることが明らかとなった他、変電設備が故障した場合はサンマート本店自体が閉店に追い込まれていたことも明らかとなった。サンマート事業本部並びにサンマート本店の建物は2021年10月21日に、サンハイツの建物は2022年1月20日にそれぞれ行われた開札の結果、サンマート事業本部の建物は2700万円で個人が、サンマート本店の建物は2525万円で法人が、サンハイツの建物は2億3149万8900円で法人がそれぞれ落札した[注 4][出典無効]。 主婦の店土岐店当時に運営されていた店舗スーパーマーケットを土岐市内に4店舗展開していた[広報 6]。
関連項目脚注
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
外部リンク
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