コルス=デュ=シュド県
コルス=デュ=シュド県 (コルス=デュ=シュドけん、Corse-du-Sud、直訳: 南コルシカ県、コルシカ語: Pumonte) は、フランス・コルシカ島(コルス島)の南半分を占める県(デパルトマン)である。県庁所在地は、島の西部のアジャクシオ。 なお、2018年1月より、コルシカ島においては県が廃止され、県議会(conseil général)、および県庁(préfecture)の権限、機能は、コルシカ島全体を統括するコルス地方公共団体(Collectivité de Corse)に移されている。ただし、コルス=デュ=シュドの呼称は現在も旧県領域(circonscription départementale)として使用されている。 歴史1976年1月1日に、かつてのコルス県の南半分が分割されて誕生した。島の北側はオート=コルス県である。 1998年2月6日、当時の県知事クロード・エリニャック(fr)が、コルス・ナショナリストによって暗殺されている。 2018年1月1日、廃止。議会および県庁の権限・機能はコルス地方公共団体に移された。 地理西は地中海、南東はティレニア海、南はボニファシオ海峡を挟んでサルデーニャ島と向かい合っている。 地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は温暖で雨が多い。しかし島はまた、高山性気候を冬にもたらすことが知られる。5月から6月まで、山の頂上が雪で覆われるのは珍しいことではない。 コルス=デュ=シュドは、その面積の66%までが植林されている、国内で割合の高い県である[1]。コルスの植生は本質的に以下の区分がされる。 人口統計
出典 : Insee[2] · [3], IAURIF[4] · [5] 交通空路
どちらの空港もアジャクシオ・コルス・デュ・シュド商工会議所が管理している。 水上交通県内には4つの港があり、そのうち3つは、本土からまたはサルデーニャからの旅客の乗り降りと貨物運搬の混合利用である。
鉄道
ギャラリー脚注出典
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