キャピトル・レコード
キャピトル・レコード(Capitol Records)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市ハリウッドに本社を置くキャピトル・ミュージック・グループのレコードレーベルの一つである。戦時中の1942年に、有名な作曲家のジョニー・マーサーたちによって設立された。東京芝浦電気音楽レコード事業部(現:ユニバーサル ミュージック ジャパン)設立前(1951年~1955年)には、当時のキング音響(現:キングレコード)が日本での契約先だった[1]。後にキャピトル・ミュージック・グループは、ユニバーサル ミュージック グループの傘下に入っている。 西海岸で最初のメジャー・レーベルであり、1950年代にはコロンビア、RCAなどと並ぶ大手レーベルとして、ポップ、エンターテイナー、オーケストラものなどのヒットを飛ばした。その後もロック、R&B、ハードロック、ブラック・コンテンポラリー、ジャズなど多彩なジャンルのアーティストを擁した。かつてはジャズの小規模インディーだった、ブルーノート[2]の親会社となっている。また、ユナイテッド・アーティスツ、リバティ、インペリアルといったかつての有名レーベルの音源を保有している。 沿革
キャピトルの本社はほぼハリウッド通りとヴァイン通りの交差点に位置する(厳密にはそこからややヴァイン通り側に入った場所)。この為、同社は自社の愛称としてHollywood and Vineを用いている。 1956年に完成した同社の本社ビルは、円柱形の形状から「キャピトル・タワー」と呼ばれている。13階のこの建物は、円盤を12個重ねてその上に棒が立っているような形であり、この円盤はレコード盤を、棒はレコード針を模していると言われる。 レーベル
主な所属アーティストetc… 注:過去に所属していたアーティストも含む。 脚注
参考文献
関連項目外部リンク
|