Def Jam Recordings (レコードレーベル)
Def Jam Recordings(デフ・ジャム・レコーディングス)は、ラッセル・シモンズとリック・ルービンによって1984年に設立されたアメリカのレコードレーベルで、ヒップホップとR&Bを専門としている。コールド・チリン、シュガー・ヒル、トミー・ボーイ、ジャイヴ、デリシャス・ヴァイナルなどと並ぶ、ラップ全盛期の代表的なレコード・レーベルであった。 「DEF」のスペルについて、BSチャンネルのTV「ザ・ベストヒット USA」(2023年10月28日放送分)の「STAR OF THE WEEK」のコーナーでデフ・レパード特集の際にジョー・エリオット(Vo)がリモート出演した折に、VJの小林克也が『DEF』の言葉の意味について「80年代から意味合いが”最高の”、”かっこいい”などへ変化してきたよね」と振り、ジョーがtrue storyとして「リック・ルービンがデフ・レパードの事務所に『DEF』のスペルの使用許可を訪ねて『DEF JAM』となった」ことで同じスペルとなったことを述べている。このことからヒップ・ホップ界でスラングとして「すごい」という意味の流行語になったとも小林が紹介し締めくくっている。 歴史デフ・ジャムは、ラッセル・シモンズとリック・ルービンによって、1984年に設立された。1980年代末から1990年代末にパブリック・エナミー、LL・クール・J、スリック・リック[1]、EPMD、ナイス&スムース[2]らのラッパーを擁してレーベルの全盛期を迎えた。さらにオラン・ジュース・ジョーンズやアリソン・ウィリアムズらのソウル・シンガーの曲も発表した。オラン・ジュース・ジョーンズの「レイン」は1986年にソウルだけでなく、ポップ・チャートでも上位に食い込むヒットとなった。もともとはコロムビア/ソニー傘下だったが、のちにユニバーサル ミュージック傘下に移り、アイランド・デフ・ジャム・ミュージック・グループ内のレーベルとして運営されている。現在は日本、イギリス、フランス、南アフリカに支社がある(かつてドイツにも支社があった)。 1992年からは、有料チャンネルHBOにおいて黒人コメディ番組『デフ・コメディ・ジャム』が放送された。 ※(英語表記[3]) 所属アーティスト
現在の所属アーティスト
ゲーム・シリーズデフ・ジャム所属のヒップホップ・アーティスト達がストリートファイトを行う。 脚注
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