カー (フリゲート)
カー (英語: USS Carr, FFG-52) は、アメリカ海軍のミサイルフリゲート。オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートの42番艦。艦名はレイテ沖海戦で護衛駆逐艦サミュエル・B・ロバーツ (USS Samuel B. Roberts, DE-413) に乗艦し、戦死後に銀星章を受章したポール・H・カー (Paul H. Carr 1924 - 1944) に因む。 艦歴カーはワシントン州シアトルのトッド・パシフィック造船所で1982年3月26日に起工する。1983年2月26日にゴールディ・カー・ベンシルヒ(カー未亡人)によって命名、進水し、1985年7月27日にロバート・J・ホーン艦長の指揮下就役した。 カーは就役後、サウスカロライナ州チャールストンを母港として活動する。最初の作戦参加はペルシャ湾において、アーネスト・ウィル作戦への参加であった。同作戦でカーはホルムズ海峡でタンカーの護衛任務に従事した。カーの船団護衛任務は定期的に行われたが、その任務期間中にイランの小型艇がタンカーに接近した出来事があった。カーは甲板上の12.7mm機銃M2およびMk 38 25 mm 機関砲により小型艇を撃退した。 2011年まで、カーはバージニア州ノーフォークを母港とし、第22駆逐戦隊に所属していた。その後、2013年3月13日に退役した。退役後は台湾海軍が取得を希望していたとされており、2014年12月4日、アメリカ上院は本艦を含む4隻のオリバー・ハザード・ペリー級を台湾へ売却する内容を含む法案を可決した[1]。2013年3月13日退役。 脚注
関連項目
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