ウクライナ海兵隊
ウクライナ海兵隊(ウクライナかいへいたい、ウクライナ語: Морська піхота України)は、ウクライナの海兵隊。ウクライナ軍の軍種のひとつ。ムィコラーイウ州ムィコラーイウに司令部を置く。戦地における海岸堡の確保、港湾施設、海軍基地、島嶼部、沿岸地域等の警備・奪還を任務とする[1]。 概要ソビエト連邦の崩壊とウクライナの独立に際しては、ウクライナ海軍に所属するウクライナ海軍歩兵として編成されたが、2023年5月23日に海軍から独立して陸軍、海軍、空軍、空中機動軍、特殊作戦軍に次ぐ6番目の独立軍種であるウクライナ海兵隊に昇格・再編された[2]。 組織
教育他軍種から海軍歩兵(現海兵隊)に転属した将兵の教育・訓練機関が2016年まで存在せず、下士官不足が深刻になったことからオデッサ陸軍士官学校に海軍歩兵学部(現海兵隊学部)の新設が決定され、2018年6月2日に第一期生が卒業している[3]。 伝統ベレー帽ウクライナ海軍歩兵時代に着用するベレー帽は、ソ連海軍歩兵と同様に黒色であったが、2017年11月20日付け総務省令No606によりシアンに変更され、歩兵のみならず戦車兵や砲兵も着用することとなった[4]。 海軍歩兵の日オレクサンドル・トゥルチノフ大統領代行は2014年3月31日付け大統領令No352/1014によって、11月16日を「海軍歩兵の日」として祝日が制定された[5]。 装備小火器
火砲
ミサイル
装甲車両
脚注出典
関連項目 |