ドミトロ・デリアティツキー
ドミトロ・エフヘノヴィチ・デリアティツキー(ウクライナ語: Дмитро́ Євге́нович Деляти́цький)は、ウクライナの軍人。 経歴デリアティツキーはハバロフスクでソ連軍人の家庭に生まれ、ウクライナに移住するまでは極東ロシアに住んでいた。ウクライナ独立後はウクライナ軍に入隊[1]、オデッサ陸軍士官学校を卒業した[2]。 2014年より、クリミアのフェオドシアに駐屯していた第1独立海軍歩兵大隊長を務めていた。ロシアがクリミア半島を併合した際、ロシア軍に捕らえられ、短期間拘留された後、解放された[3]。デリアティツキーはウクライナへの忠誠の誓いを守った約2個中隊の隊員を率いて、彼らが拠点としていたウクライナ本土のムィコライウに戻った[2]。 2015年から2018年まで、デリアティツキーは第36独立海軍歩兵旅団長を務めた。この旅団はクリミアを離れたウクライナ海軍歩兵、ウクライナ海軍第36沿岸防衛旅団の元団員、第36独立海軍歩兵旅団結成後に加わった志願兵で構成されていた[4]。 2018年春、ウクライナ海軍が海兵隊司令部を設立し、アメリカ海兵隊に倣ってウクライナ海軍歩兵の改革を開始すると、デリアティツキーは海兵隊副司令官に就任した[2][5]。 2023年、オデッサ陸軍士官学校校長に就任した。2023年8月24日、少将に昇進[7]。 2024年2月11日、デリアトィツキーは、ユーリー・ソドル中将の後任として、ウクライナ海兵隊司令官に就任した[8]。 栄典ダニーロ・ハリツキー勲章 - 2014年8月21日 1等ボフダン・フメリニツキー勲章 - 2022年5月24日[9] 2等ボフダン・フメリニツキー勲章 - 2022年3月26日[10] 3等ボフダン・フメリニツキー勲章 - 2019年5月17日[11] 脚注出典
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