アン・モロー・リンドバーグアン・モロー・リンドバーグ(Anne Morrow Lindbergh、1906年6月22日 - 2001年2月7日)は、アメリカ合衆国の飛行家、文筆家。チャールズ・リンドバーグの妻。 経歴ニュージャージー州イングルウッドに、のちメキシコ大使となるドワイト・モローの次女として生まれる。1928年、スミス・カレッジを卒業し、1929年、単独での大西洋無着陸横断飛行を史上初めて達成したことで著名なチャールズ・リンドバーグと結婚する。1930年に米国の女性として最初にグライダーのライセンスを取得し、1931年にはプロペラ機のライセンスも取得した[1]。チャールズ・オーガスタス・ジュニア(1930年)、ジョン(1932年)、ランド(1937年)、アン(1940年)、スコット(1942年)およびリーヴ(1945年)の6人の子供をもうけた。 1932年に長男チャールズ・オーガスタス・ジュニアが誘拐されて殺害される事件(リンドバーグ愛児誘拐事件)が起きる。その後夫妻でヨーロッパに渡り、ナチス・ドイツと親しくし、米国とドイツの連合を働きかけ、帰国後は反戦運動に携わる。 戦後、1955年に『海からの贈物』を書いてベストセラーとなり、文筆家としていくつかの賞を受けた。夫はミュンヘンの帽子屋ブリギッテ・ヘスハイマーと愛人関係にあった。 著作邦訳
伝記(日本語)
出典
|