同志社国際中学校・高等学校
同志社国際中学校・高等学校(どうししゃこくさいちゅうがっこう・こうとうがっこう、英語:Doshisha International Junior/Senior High School)は、学校法人同志社によって設立された京都府京田辺市多々羅都谷にある私立学校。 概観全校生徒のうち3分の2[1]が海外で生活をしたことがある帰国子女である。同志社国際高等学校は海外子女教育振興財団によってA1郡の、帰国子女の受け入れを主たる目的として設置された学校とされている。 帰国子女の中には親元を離れて敷地内に併設された寮に入る生徒もいる。帰国子女・一般生徒ともに、卒業生の約9割が同志社大学に進学する。 海外の学校と日本の学校での教育が違うため聖書・国語・社会・数学・理科・英語の6教科に関して習熟度別クラスがある。 プロテスタントに基づくキリスト教主義学校であり、毎朝その日の担当教師による礼拝と、週に一度の聖書の授業がある。 制服や主に外見面に関する厳しい校則はない。しかし法律やルールに反したり他人を著しく傷つけたりすると厳しい処分がなされる。 教育方針相手のことを考える。共に生きる。違いを認め合う。隣人愛。 人間として大切なことを知る。社会で大切な力。 沿革略歴1980年に文部省指定「帰国生徒専門受け入れ校」として高等学校が設置され、1988年に中高一貫校を目指し中学部が設置された。 年表所在地・アクセス
同志社大学京田辺校地、同志社女子大学京田辺校地に隣接している。
象徴校歌
徽章正三角形を3つ寄せたもので、国あるいは土を意味するアッシリア文字「ムツウ」を図案化したもの。知・徳・体の三位一体あるいは調和を目指す同志社の同志社の教育理念を表すものと解釈されている。考案者は湯浅半月。 スクールカラーロイヤル・パープル(古代紫と江戸紫の中間色)と白の2色。同志社の創立者新島襄の母校、アムハースト大学のスクールカラーと同色。 教育
入試帰国子女を受け入れるために学校説明会が世界11ヶ国、21都市で開催される。入試は4ヶ国、5都市(シンガポール、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、京都)で開催される点が他校と大きく異なる。 入試形態も3種類ある。帰国生徒向けに、A選考は日本語以外の小論文と面接を行い、B選考は英語、国語、数学の試験を行う。G選考は帰国生徒と一般生徒向けに主要5教科の試験を行う。 学校生活寮帰国生徒の受け入れを行っており、生徒の保護者がまだ海外にいる段階での入学になってしまう場合も多くある。そのために学寮が用意されている。男子寮と女子寮は食堂だけ同じで、そこで面するように別々に設置されている。
過去に存在した寮
学校行事研修旅行いわゆる修学旅行に当たる行事。しかし、目的が平和教育・人権教育なので一般的な修学旅行とは異なり、遊び要素は極めて少ない。中学校は長崎、高等学校は沖縄へ行く。研修旅行を控えた学年では、あらゆる教科で平和を題材にした内容のものを学習する。 文化祭生徒会活動・部活動など運動部
文化部
同好会
高校関係者と組織高校関係者組織高校関係者一覧出身者
対外関係地方自治体との協定留学
指定校(高等学校)2007年度実績 系列校学校法人同志社が設置する諸学校は、大学を頂点とした大学附属学校の形態を取らず、独立の学校群として位置づけられている。なお、同志社小学校、同志社国際学院初等部・国際部に限り、同志社大学の付属校である。
脚注
関連項目外部リンク |