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HONEY BEE (携帯電話)

京セラ > HONEY BEE
HONEY BEE 5(WX07K)

HONEY BEE(ハニー・ビー)は、京セラが展開するPHS端末及びAndroid搭載スマートフォンのブランドである。

概要

音声通話定額プランの導入により、ウィルコムの加入者属性は変化していた。

京セラは「京ぽん」と呼ばれるOperaブラウザを搭載したクラムシェル型の端末を市場投入していたが、前述の音声定額プランユーザーにとってそれはオーバースペックだった。主たる利用者の高校生や大学生が購入していたのはnico.や9(nine)といったキャンディバー型が多数を占めていた。ウィルコムはあくまでも音声通話利用のためであり、ユーザーのほとんどはクラムシェル型の携帯電話を持っていたためである。

そこで京セラは女子中高生をターゲットに設定。音声通話用途に特化したPHS端末の企画を進めた。ペットネームのHONEY BEEは、インハウスデザイナーが社内デザインコンペでコンセプトワードとして採用した「おしゃべりは蜜の味」を元に付けられたものである。

マスコットのミツバチは、プリインストールされている壁紙に採用したものがベースとなっているが、キャラクターデザインには初代と二代目が存在する。

端末の大きな特徴であるポップなカラーは、通話定額を楽しむ仲間のツールであることをひと目で確認できるように採用された。これは、後にソフトバンクから発売されたAndroidスマートフォンまで堅持されている。なおPHS端末においては、WX334K(HONEY BEE BOX)のようにクラムシェル型の機種も存在するが、それ以外のすべてがキャンディー型である。

機種

A. x.xはAndroidのバージョン。

ウィルコム向け

PHS端末
  • WX331K - HONEY BEE初号機。京セラ製PHS端末では初となるアンテナ内蔵モデル。(2008年2月22日発売)
  • WX331KC「HONEY BEE 2」 - WX331Kのマイナーチェンジモデル。本体にカメラが追加されている。(2008年11月7日発売)
  • WX333K「HONEY BEE 3」 - シリーズ初のJavaアプリ対応機種。(2009年11月12日発売)
  • WX334K「HONEY BEE BOX」 - HONEY BEEシリーズ唯一の折りたたみ型。(2010年2月16日発売)
  • WX350K「HONEY BEE 4」 - シリーズ初のFlash Lite対応機種。(2010年12月3日発売)
  • WX07K「HONEY BEE 5」 - PHSではシリーズ初の防水機種。Bluetoothによりスマートフォンの子機として利用する事が可能。(2012年11月25日発売)
スマートフォン(PHS通信非対応)
  • WX06K(HONEY BEEスマホセット) - A. 2.3。SoftBank 101Kをベースとしたセット販売用スマートフォン。(2012年8月23日発売[1])

ソフトバンクモバイル向け

すべてAndroid搭載スマートフォンでPHS通信には非対応。

機種名 発売日 ディスプレイ 通信方式 CPU ストレージ メインカメラ サブカメラ OS トピック
HONEY BEE
SoftBank 101K
2012年1月27日 TFT
4.0インチ WVGA
HSPA+
W-CDMA
GSM
IEEE 802.11b/g/n
RENESAS
R-Mobile
APE5R 1.2GHz
RAM:512MB
ROM:2GB
5.15MP 2.0MP A. 2.3 赤外線
ワンセグ
緊急速報メール
HONEY BEE
SoftBank 201K
2013年1月25日 TFT
3.7インチ WVGA
AXGP
DC-HSDPA
W-CDMA
GSM
IEEE 802.11a/b/g/n
Qualcomm
Snapdragon S4 Plus
MSM8960 1.5GHz
RAM:1GB
ROM:4GB
8.0MP 2.0MP A. 4.1 おサイフケータイ
赤外線
ワンセグ
緊急速報メール

脚注

  1. ^ WX350Kとのセット販売。

関連項目

外部リンク

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