ACピサ1909
アッソチアツィオーネ・カルチョ・ピサ1909(Associazione Calcio Pisa 1909 S.r.l.)は、イタリア・トスカーナ州ピサに本拠地を置くサッカークラブチーム。2009年までの名称はピサ・カルチョ (Pisa Calcio) 。2023-24シーズンは、セリエBに所属している。 歴史1909年にピサSC (Pisa Sporting Club) として設立。 1968-69シーズンに初めてセリエAに昇格したが、1シーズンで降格した。1970年代の多くをセリエCで過ごす。1980年以降にセリエAに4回昇格(1982-83、1985-86、1987-88、1990-91シーズン)するも、いずれも1、2シーズンのみで降格した。ドゥンガやディエゴ・シメオネが初めて欧州で所属したクラブはピサであり、育成型のクラブとして注目を集めた[1]。1990-91シーズン終了後にセリエBに降格すると、その2年後にはセリエCに降格し、経営破綻して倒産した。 クラブの倒産にともなって1994年にACピサ (A.C. Pisa) として再設立され、1995年にピサ・カルチョ (Pisa Calcio) に改名された。再設立後はセリエDから再出発し、1996年にはセリエC2に昇格した。この頃のピサにはデビューしたてのジョナタ・スピネージらがいた。11年をセリエCで過ごし、2007-08シーズンにセリエB昇格を果たした。 しかし、2009年、セリエBからの降格が決定した上に財政難が露呈したため、プロリーグ登録が許可されず。A.C.ピサ1909.S.S.D (Associazione Calcio Pisa 1909 Società Sportiva Dilettantistica) として、再びセリエDからの再出発を余儀なくされた。 2021-22シーズン、セリエBで3位となりセリエA昇格プレーオフで決勝まで勝ち上がるが、ACモンツァに延長戦の末に破れあと一歩というところでセリエA昇格を逃した[2]。 フィオレンティーナとの関係本拠地であるピサはフィレンツェの属領であった時期が長く、ピサ市民はフィレンツェに対する屈折した感情を持っている。2002-03シーズン、フィオレンティーナが破産し、そのクラブ名が競売にかけられる事になった。 その際、ピサのオーナーは、「ピサがフィレンツェに対し優位に立てる」と購入の意思を公表した。 破産した旧フィオレンティーナを買収したデッラ・ヴァッレ(高級靴メーカーTOD'Sのオーナー)がインテルやユベントスに、協力を求め競売自体が一年延期(前オーナーの借金関係が清算されるまで、デラ ヴァッレは名前購入を避けたがった)したため購入はならなかったが、かなりの大金(一年後にデッラ・ヴァッレが購入した金額は200万ユーロ)を用意していた。 タイトル国内タイトル
国際タイトル
記録2009-10シーズンにセリエD(5部リーグ:アマチュア)ながら年間チケットが3,100枚売られセリエDの歴史的快挙 過去の成績
現所属メンバー
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。 ローン移籍
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代監督
歴代所属選手→詳細は「Category:ACピサ1909の選手」を参照
GK
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脚注
外部リンク
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