2000年の映画(2000ねんのえいが)では、2000年(平成12年)の映画分野の動向についてまとめる。
1999年の映画 - 2000年の映画 - 2001年の映画
できごと
世界
日本
- 1月
- 2月
- 3月
- 3月1日
- 3月9日 - 文化庁優秀映画大賞(「長編映画部門」「短編映画部門」)を制定。
- 3月11日 - 日劇プラザで封切られた『トイ・ストーリー2』が日本初のDLPプロジェクターによるデジタルシネマとして上映。
- 3月21日 - 田波靖男(脚本家・藤本賞審査委員)死去。
- 3月24日 - 松竹の経営再建3か年計画の一環で行われた希望退職募集に80名が応募。
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 東宝、東映も興行収入発表に切り換える。東宝は、作品的には『ホワイトアウト』から興行収入での発表に変更。映連主導により日本映画界全体の統一基準として、わかりやすさ、グローバル化を導入。
- 9月20日 - 徳間康快(徳間書店・大映社長、映画プロデューサー)死去。正四位追贈。
- 9月22日 - 第7回平壌国際映画祭に『十五才 学校IV』で特別招待された山田洋次監督が帰国報告会見。
- 9月27日 - 正月映画に予定されていた『チキン・チキン・ラン・ラン』の日本配給権が、公開予定していたUIPではなく韓国のCJエンターテイメントにあることが判明し、『チキン・チキン・ラン・ラン』は『チキンラン』に改名され、CJエンターテイメント、シネカノン、アミューズ・ピクチャーズの共同配給で2001年春に公開されると発表。
- 10月
- 10月5日 - 10月7日から公開予定だった『エクソシスト <ディレクターズ・カット版>』が観客に見せるクオリティに達していないとのウィリアム・フリードキン監督の意向で公開延期になる。ついに11月23日に封切られ正月シーズンまで続くロングランヒットとなる。
- 10月19日 - 映連が映画成績発表を興行収入に統一、配給収入での発表廃止を決定。
- 11月
- 12月
周年
日本の映画興行
- 入場料金(大人)
- 1,800円
- 1,800円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[19] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[20]
- 入場者数 1億3539万人[21]
- 興行収入 1708億6200万円[21]
配給会社別年間興行収入
配給会社
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配給本数
|
年間興行収入
|
概要
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前年対比
|
松竹
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11
|
77億104万円
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大船撮影所最後の映画『十五才 学校IV』が興行収入10.5億円と健闘。
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—
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東宝
|
23
|
255億3835万円
|
興行収入20億円以上を稼いだ邦画5本のうち4本が東宝。配給収入は、2000年も100億円を突破し、16年連続となった。
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—
|
東映
|
23
|
109億8361万円
|
人気TVアニメ『ONE PIECE』と安定の『デジモン』からなる「2000年春東映アニメフェア」が興行収入20億円突破した。
|
—
|
- 出典:「2000年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』2001年(平成13年)2月下旬号、キネマ旬報社、2001年、149 - 150頁。
各国ランキング
日本興行収入ランキング
- 出典:2000年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
全世界興行収入ランキング
2000年全世界興行収入トップ10
順位 |
題名 |
スタジオ |
興行収入
|
1
|
M:I-2
|
パラマウント
|
$546,388,105
|
2
|
グラディエーター
|
ドリームワークス / ユニバーサル
|
$457,640,427
|
3
|
キャスト・アウェイ
|
ドリームワークス / 20世紀FOX
|
$429,632,142
|
4
|
ハート・オブ・ウーマン
|
パラマウント
|
$374,111,707
|
5
|
ダイナソー
|
ディズニー
|
$349,822,765
|
6
|
グリンチ
|
ユニバーサル
|
$345,141,403
|
7
|
ミート・ザ・ペアレンツ
|
ユニバーサル
|
$330,444,045
|
8
|
パーフェクト ストーム
|
ワーナー・ブラザース
|
$328,718,434
|
9
|
X-メン
|
20世紀FOX
|
$296,339,527
|
10
|
ホワット・ライズ・ビニース
|
ドリームワークス / 20世紀FOX
|
$291,420,351
|
- 出典:“2000 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月26日閲覧。
北米興行収入ランキング
2000年北米興行収入トップ10
順位 |
題名 |
スタジオ |
興行収入
|
1
|
グリンチ
|
ユニバーサル
|
$260,044,825
|
2
|
キャスト・アウェイ
|
ドリームワークス / 20世紀FOX
|
$233,632,142
|
3
|
M:I-2
|
パラマウント
|
$215,409,889
|
4
|
グラディエーター
|
ドリームワークス / ユニバーサル
|
$187,705,427
|
5
|
ハート・オブ・ウーマン
|
パラマウント
|
$182,811,707
|
6
|
パーフェクト ストーム
|
ワーナー・ブラザース
|
$182,618,434
|
7
|
ミート・ザ・ペアレンツ
|
ユニバーサル
|
$166,244,045
|
8
|
X-メン
|
20世紀FOX
|
$157,299,717
|
9
|
最終絶叫計画
|
ミラマックス
|
$157,019,771
|
10
|
ホワット・ライズ・ビニース
|
ドリームワークス / 20世紀FOX
|
$155,464,351
|
- 出典:“2000 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月15日閲覧。
イギリス興行収入ランキング
- トイ・ストーリー2
- グラディエーター
- チキンラン
- アメリカン・ビューティ
- スチュアート・リトル
- M:I-2
- リトル・ダンサー
- X-メン
- ザ・ビーチ
- ダイナソー
- 出典:“Top 20 films in UK cinemas”. Film Distributors' Association. 2016年1月15日閲覧。
オーストラリア興行収入ランキング
- グラディエーター
- M:I-2
- ミート・ザ・ペアレンツ
- スチュアート・リトル
- チャーリーズ・エンジェル
- アメリカン・ビューティ
- 月のひつじ
- エリン・ブロコビッチ
- チキンラン
- 60セカンズ
- 出典:“Australian box office data”. Movie Marshal. 2016年1月17日閲覧。
フランス観客動員数ランキング
- TAXi2
- シックス・センス
- ダイナソー
- グラディエーター
- トイ・ストーリー2
- M:I-2
- Le Goût des autres(フランス語版)
- 最終絶叫計画
- アンブレイカブル
- クリムゾン・リバー
- 出典:“Box-office France 2000”. Avoir-alire. 2016年1月15日閲覧。
ドイツ観客動員ランキング
- アメリカン・パイ
- M:I-2
- アメリカン・ビューティー
- グラディネーター
- ダイナソー
- スクリーム3
- ミート・ザ・ペアレンンツ
- 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
- トイ・ストーリー2
- エリン・ブロコビッチ
日本公開映画
2000年の日本公開映画を参照。
受賞
死去
- 主な出典:「2000年 映画界物故人」『キネマ旬報』2001年(平成13年)2月下旬号、キネマ旬報社、2001年、232 - 233頁。
脚注
出典
参考文献
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1880年代 | |
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1890年代 | |
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1900年代 | |
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10年代 | |
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20年代 | |
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30年代 | |
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40年代 | |
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50年代 | |
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60年代 | |
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70年代 | |
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80年代 | |
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90年代 | |
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2000年代 | |
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10年代 | |
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20年代 | |
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カテゴリ |
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