1992年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月6日に開幕した。アメリカンリーグの第24回リーグチャンピオンシップシリーズ(24th American League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、翌7日から14日にかけて計6試合が開催された。その結果、トロント・ブルージェイズ(東地区)がオークランド・アスレチックス(西地区)を4勝2敗で下し、球団創設16年目で初のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
両球団がリーグ優勝決定戦で対戦するのは、1989年以来3年ぶり2度目。この年のレギュラーシーズンでは両球団は12試合対戦し、6勝6敗の五分だった[1]。当時の全26球団中カナダに本拠地を置く球団はふたつあったが、1969年創設のモントリオール・エクスポズ(ナショナルリーグ)も1977年創設のブルージェイズも、ともにリーグ優勝を経験したことがなかった。今シリーズをブルージェイズが制したことで、カナダ球団によるリーグ優勝が創設から24年目で初めて達成された[2]。シリーズMVPには、第4戦で9回表の同点2点本塁打を含む4安打を放つなど、6試合で打率.423・2本塁打・4打点・OPS 1.157という成績を残したブルージェイズのロベルト・アロマーが選出された。このあとブルージェイズは、ワールドシリーズでもナショナルリーグ王者アトランタ・ブレーブスを4勝2敗で下して初優勝を成し遂げた。
試合結果
1992年のアメリカンリーグ優勝決定戦は10月7日に開幕し、途中に移動日を挟んで8日間で6試合が行われた。日程・結果は以下の通り。
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
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10月07日(水) |
第1戦 |
オークランド・アスレチックス |
4-3 |
トロント・ブルージェイズ |
スカイドーム |
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10月08日(木) |
第2戦 |
オークランド・アスレチックス |
1-3 |
トロント・ブルージェイズ
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10月09日(金) |
|
移動日 |
|
10月10日(土) |
第3戦 |
トロント・ブルージェイズ |
7-5 |
オークランド・アスレチックス |
オークランド・アラメダ・ カウンティ・コロシアム
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10月11日(日) |
第4戦 |
トロント・ブルージェイズ |
7-6 |
オークランド・アスレチックス
|
10月12日(月) |
第5戦 |
トロント・ブルージェイズ |
2-6 |
オークランド・アスレチックス
|
10月13日(火) |
|
移動日 |
|
10月14日(水) |
第6戦 |
オークランド・アスレチックス |
2-9 |
トロント・ブルージェイズ |
スカイドーム
|
優勝:トロント・ブルージェイズ(4勝2敗 / 球団創設16年目で初)
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第1戦 10月7日
第2戦 10月8日
第3戦 10月10日
第4戦 10月11日
第5戦 10月12日
第6戦 10月14日
脚注
外部リンク
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球団 | |
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歴代本拠地 | |
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文化 | |
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永久欠番 | |
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レベル・オブ・エクセレンス | |
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ワールドシリーズ優勝(2回) | |
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リーグ優勝(2回) | |
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傘下マイナーチーム | |
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球団 | |
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歴代本拠地 | |
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文化 | |
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永久欠番 | |
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フィラデルフィア野球殿堂 | |
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アスレチックス球団殿堂 | |
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ワールドシリーズ優勝(09回) | |
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ワールドシリーズ敗退(05回) | |
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リーグ優勝(15回) | |
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傘下マイナーチーム | |
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