高田 (柏市)
高田(たかた、たかだ[4])は、千葉県柏市の町名。丁番を持たない単独町名である。郵便番号277-0861[2]。 地理大堀川北岸にあり南に向かって傾斜している。北側はかつて小金牧の一つ高田台牧だった。十余二、松ケ崎、篠籠田、流山市駒木に隣接する。また、松ケ崎の飛び地2箇所と十余二の飛び地1箇所を囲む。北部は柏機械金属工業団地を構成しており、川岸工業千葉第一工場等がある。大堀川沿いには畑がある。 河川歴史江戸時代までは下総国葛飾郡に属した。本土寺過去帳に応仁3年(1469年)の年紀があり高田と注記されるものが存在する。この過去帳においては文明8年(1476年)に没した匝瑳姓の人物に「高田道胤入道」という肩書があり、また文明10年(1478年)に境根原合戦で戦死した匝瑳姓の人物に高田と注記されている[5]。江戸時代初期は旗本領。元禄11年(1698年)舟戸藩領(藩主は本多正永。この頃、上高田村と下高田村に分かれていた)。以後本多家の領地となるが、移封に従い、元禄16年(1703年)沼田藩領、享保15年(1730年)から田中藩領となっている[6]。 慶応4年(1868年)、田中藩主本多正訥が安房国に移された際に藩領の再編が行われ下総知県事領となる。以後、明治2年(1869年)に葛飾県所属、明治4年(1871年)に印旛県所属、明治6年(1873年)からは千葉県所属。1878年に葛飾郡が分割され当村は東葛飾郡の所属になる。1889年に千代田村の大字となる。1926年に柏町所属、1954年に東葛市所属、その年のうちに東葛市は柏市に改称された。 世帯数と人口2017年(平成29年)10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7][8]。
交通鉄道鉄道駅はないが、東武バスの路線があり高田と柏駅および柏の葉キャンパス駅を結んでいる。西端の通称・梅林地区では、東武野田線豊四季駅に徒歩20分程度でアクセスできる。 道路千葉県道・茨城県道46号野田牛久線として整備されている都市軸道路はつくばエクスプレスの線路を挟んで反対側である。 施設
関連項目脚注
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